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杉本さん、こんばんは
ようやく、どのへんで意見が異なっているのか、理解できました。
「労働生産物が事実上の抽象と判断を行い、人間はそれを自らの判断として受け取る」…。まさにヘーゲルですね。マルクス経済学を学ぼうという方は唯物論者に違いないという思い込みがありましたので、なかなか杉本さんの主張が理解できませんでした。確かに杉本さんの展開がかなり観念論的だとは感じていたのですが、唯物論者を自認する方に観念論などというのは相当失礼ではないかと思って指摘することをためらっていました。
「価値」ないしは「抽象的人間労働」という超感性的な実体「神の子羊」の自己運動として商品交換や資本主義経済を理解するというのは斬新な視点です。マルクスを神を否定する唯物論者として非難する代りに、その主張を神の啓示として再構成するというやり方にははじめて接しました。
しかし、マルクスは唯物論者ですから、どのように再構成しようと資本論の論旨とはかけ離れてしまうような気がします。
申し訳ありませんが、私も唯物論者なので「神の子羊」を見つけることに興味はもてません。ただ、もちろん私は唯物論が正しいとは思っていますが、杉本さんの主張を頭から無視しようとも思いません。よろしければ、これからも意見交換を続けませんか。
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