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 モンゴル帝国からオスマン帝国へ

 投稿者:杉本  投稿日:2017年 1月 1日(日)00時16分16秒
返信・引用 編集済
  https://ja.wikipedia.org/wiki/モンゴル帝国
    モンゴル帝国

 モンゴル帝国(モンゴルていこく)は、モンゴル高原の遊牧民を統合したチンギス・
カンが1206年に創設した遊牧国家。中世モンゴル語ではイェケ・モンゴル・ウルス
(??????????????? Yeke Mongγol Ulus)すなわち「大モンゴル・ウルス(大蒙古国)」
と称した。
 モンゴル帝国の創始者チンギス・カンと『四駿四狗』やその他の後継者たちはモンゴルか
ら領土を大きく拡大し、西は東ヨーロッパ、アナトリア(現在のトルコ)、シリア、南はア
フガニスタン、チベット、ミャンマー、東は中国、朝鮮半島まで、ユーラシア大陸を横断す
る帝国を作り上げた。最盛期の領土面積は約3300万km?で、地球上の陸地の約25%を統治し、
当時の人口は1億人を超えていた。三大洋全てに面していた。
 モンゴル帝国は、モンゴル高原に君臨するモンゴル皇帝(カアン、大ハーン)を中心に、
各地に分封されたチンギス・カンの子孫の王族たちが支配する国(ウルス)が集まって形成
された連合国家の構造をなした。
 中国とモンゴル高原を中心とする、現在の区分でいう東アジア部分を統治した第5代皇帝の
クビライは1271年に、緩やかな連邦と化した帝国の、モンゴル皇帝直轄の中核国家の国号を
大元大モンゴル国と改称するが、その後も皇帝を頂点とする帝国はある程度の繋がりを有し
た。この大連合は14世紀にゆるやかに解体に向かうが、モンゴル帝国の皇帝位は1634年の北
元滅亡まで存続した。また、チンギス・カンの末裔を称する王家たちは実に20世紀に至るま
で、中央ユーラシアの各地に君臨し続けることになる。



 皆さんに、上記のwikipedia での モンゴル帝国の紹介をご覧ねがいたいのです。
そして、その次に、『世界史の誕生─モンゴルの発展と伝統』の紹介文を読めば、モンゴル帝
国との絡みのなかで誕生したオスマン帝国の意味が、理解でき、そして、オスマン帝国との間
で帝国主義戦争を繰り広げた「第一次世界大戦」の世界史的、人類史的意味がだんだんと理解
できるようになります。
日本人は、モンゴル帝国ーー元との戦争(鎌倉幕府での「元寇」)を、自然力=台風の助けも
あって勝利することができ、モンゴル帝国の世界史的意味合いーーについてなかなか考えつく
ことができないのです。

 日本での世界史の把握=了解が、どうしても一国主義的になってしまいがちなのです。
しかし、オスマン帝国は第一次大戦で、英 仏 米に敗戦することで、解体されるまで、連綿
としたアジア・東ヨーロッパの支配者であったのです。

 ロシア・トルコ・イラン・イラク・シリアが、プーチン大統領の働きかけもあって、
協同ーー協力関係が前進しています。

このような世界史の歪んだ認識を、我々日本人は得てして抱え込んでしまい、この世界史的
一大事項が、トルコ・ロシアの関係にて、起きつつある超・超巨大な展開が起こされているこ
とーーを、認識できていないのです。



https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2%E3%81%AE%E8%AA%95%E7%94%9F%E2%94%80%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%99%BA%E5%B1%95%E3%81%A8%E4%BC%9D%E7%B5%B1-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B2%A1%E7%94%B0-%E8%8B%B1%E5%BC%98/dp/4480035044%3FSubscriptionId%3DAKIAIRNYLEHVWKXBWIKA%26tag%3Ddjp01-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4480035044

世界史の誕生─モンゴルの発展と伝統 (ちくま文庫) 文庫 ? 1999/8
岡田 英弘  (著)


https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2%E3%81%AE%E8%AA%95%E7%94%9F%E2%94%80%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%AB%E3%81%AE%E7%99%BA%E5%B1%95%E3%81%A8%E4%BC%9D%E7%B5%B1-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B2%A1%E7%94%B0-%E8%8B%B1%E5%BC%98/dp/4480035044%3FSubscriptionId%3DAKIAIRNYLEHVWKXBWIKA%26tag%3Ddjp01-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4480035044


世界史はモンゴル帝国とともに始まった
投稿者 榎戸 誠 トップ500レビュアー 投稿日 2014/12/14
形式: 文庫


「世界史はモンゴル帝国とともに始まった」と主張する本があると教えられ、その根拠が無
性に知りたくなって、『世界史の誕生――モンゴルの発展と伝統』(岡田英弘著、ちくま文庫)
を手にした。

著者の結論は、
「歴史を持つ2大文明である地中海=西ヨーロッパ文明と中国文明は、それぞれ前5世紀と前2
世紀末に固有の歴史を産み出してから、12世紀に至るまで、それぞれの地域でそれぞれの枠
組みを持った歴史を書き続けていた。それが13世紀のモンゴル帝国の出現によって、中国文
明はモンゴル文明に呑み込まれてしまい、そのモンゴル文明は西に広がって、地中海=西ヨー
ロッパ文明と直結することになった。これによって、2つの歴史文化は初めて接触し、全ユー
ラシア大陸をおおう世界史が初めて可能になったのである」
というものである。

こういう考え方の背景には、日本の歴史学に対する著者の危機感が存在している。
現代の日本の歴史学には、日本史、東洋史、西洋史はあるが、真の意味の世界史はない
として、
「その理由は、日本の歴史学が研究対象としなければならなかった3つの文明、日本文明・中
国文明・地中海=西ヨーロッパ文明が、それぞれまったく異なった歴史文化を持っていたこと
である。
その根本的な差異に引きずられて、本来ならば一元的な世界観に立つべき歴史学が、分野ごと
の違った形を取るようになってしまったのである」。
 「前5世紀にヘーロドトスが創り出した地中海型の歴史観によっても、前2世紀末に司馬遷が
 創り出した中国型の歴史観によっても、現実の世界史が割り切れないことは、冷静に考えれ
 ば当たり前のことであるのに、それを何とか割り切ろうと、大多数の日本の歴史学者は空し
 い努力を繰り返して、いつも不満足な結果に終わっている」
と手厳しい。

それでは、どうすればいいのか。

「ヘーロドトス(の『ヒストリアイ』)と『旧約聖書』、(『新約聖書』の)『ヨハネの黙示
録』に由来する地中海=西ヨーロッパ型の歴史の枠組みと、

『史記』と『資治通鑑』に由来する中国型の歴史の枠組みをともに乗り越えて、
単なる東洋史と西洋史のごちゃ混ぜでない、首尾一貫した世界史を叙述しようとするなら
ば、とるべき道は一つしかない。

文明の内的な、自律的な発展などという幻想を捨てて、歴史のある文明を創り出し変形してき
た、中央ユーラシア草原からの外的な力に注目し、それを軸として歴史を叙述することであ
る。

 この枠組みでは、13世紀のモンゴル帝国の成立までの時代は、世界史以前の時代として、
各文明をそれぞれ独立に扱い、モンゴル帝国以後だけを世界史の時代として、単一の世界を扱
うことになる。

これを実行するためには、2つの歴史のある文明が、これまでに自己の解釈、正当化のために
生み出してきて、歴史家が自明のものとして受け入れてきた概念や術語を一度捨てて、
どちらの文明に適用しても論理の矛盾を来さない、筋道の通った解釈を見つけだすことが
必要である。
 こうした単一の世界史の叙述は決して不可能ではない」。
著者は、本書がそうした叙述の最初の試みだと胸を張っている。

モンゴル帝国の概観を眺めておこう。

「12世紀に遼に取って代わったジュシェン(女直、女真)人の金帝国(1115~1234年)
は、宋から淮河以北の華北の地を奪う。
そしてその金帝国の同盟部族であったモンゴルのチンギス・ハーンがモンゴル帝国を建設し、
息子のオゴデイ・ハーンは金帝国を滅ぼす。
孫のフビライ・ハーン(元の世祖)は、華中・華南に残った南宋朝(1127~1276年)を滅ぼ
す。

 こういうぐあいに、中央ユーラシア草原では、6世紀以来、一連の遊牧帝国の系列が成長を続
けて来て、とうとう13世紀に至って、隋・唐の系列の中国のなごりを、完全に呑み込んでしまっ
たのである」。

 著者の世界史に対する独創的な姿勢は傾聴に値するが、これ以外の点でも、本書は私にとっ
て文字どおり「宝の山」だったのである。

 その第1の宝――中国の歴代の王朝は、元、清など一部を除き、中国人による王朝ばかりと思
い込んできたが、実際は、意外に多くの王朝が、元来、非中国人だった遊牧民やトルコ系の
人々によるものだというのだ。

 「中国でも、秦・漢時代の第1の中国の滅亡のあと、隋・唐時代の第2の中国を形成したの
は、中央ユーラシア草原から移動して来た鮮卑などの遊牧民であった。
この鮮卑系の第2の中国と競争して、次第に中国を圧倒し、最後に中国を呑みこんでしまった
のは、中央ユーラシア草原の一連の帝国、トルコ・ウイグル・キタイ・金・モンゴルである。
モンゴル帝国の支配下に中国は徹底的にモンゴル化して、元朝・明朝・清朝の時代の第3の中
国が形成された」。

「鮮卑系の唐は880年、黄巣の反乱軍に首都の長安(西安)を攻め落とされて弱体になり、
間もなく907年には黄巣の一味の朱全忠(後梁の太祖)に乗っ取られて滅亡した。
 華北を支配した後梁は、わずか14年でトルコ系の後唐に滅ぼされる。
その後唐は、またわずか13年後の936年には、キタイ(契丹)帝国の介入で滅亡し、
同じくトルコ系の後晋が華北を支配する。
 また11年後には、再びキタイが介入して、後晋は滅亡し、トルコ系の後漢がこれに代わった
が、わずか4年しか続かなかった。
 後漢の後は、中国人の後周が10年間、華北を支配する。この混乱の半世紀が、五代と呼ばれ
る時代であり、そのうちの3つの王朝がトルコ系であった」。

      王朝の興亡の目まぐるしさもさることながら、
      トルコ系の存在感の大きさには目を瞠ってしまう。

第2の宝――モンゴル帝国が諸国の国民を創ったという指摘には驚かされた。

「モンゴル帝国が13世紀から後の世界に残した遺産は、中央ユーラシアの遊牧民だけではな
い。
ユーラシア大陸の定住民も、多くはモンゴル帝国の影響を受けて、現在見られるような国民の
姿を取るようになった。
その顕著な例は、インド人であり、イラン人であり、中国人であり、ロシア人でありトルコ
共和国のトルコ人である」。

東は日本海・東シナ海から、西は黒海・地中海に至る東アジア・北アジア・中央アジア・西
アジア・東ヨーロッパを版図とする史上最大の帝国・モンゴル帝国の子孫たちが建国した
国々だけでなく、上に挙げた諸国も、1206年のチンギス・ハーンの即位に始まったモンゴル
帝国の継承国家だというのだ。

第3の宝――「元朝は、東アジアの多くの地域を統合した大帝国だったが、一番重要な地域はも
ちろんモンゴル高原で、中国は元朝の植民地の一つに過ぎなかった」。
元は中国に対する征服王朝ではなく、中国は元の植民地に過ぎなかったと言われて、目から
鱗が落ちたのは、私だけだろうか。

第4の宝――「世界広しといえども、自前の歴史文化を持っている文明は、地中海文明と、
中国文明の2つだけである。

もともと歴史というもののない文明の代表は、インド文明である。
・・・歴史のない文明は、インド文明だけではない。
アメリカ大陸の2つの大文明、メソアメリカのマヤ文明と、南アメリカのアンデス文明は、どち
らも歴史のない文明である。
・・・(地中海文明と中国文明)以外の文明に歴史がある場合は、歴史のある文明から分かれて独
立した文明の場合か、すでに歴史のある文明に対抗する歴史のない文明が、歴史のある文明か
ら歴史文化を借用した場合だけである。

たとえば日本文明には、668年の建国の当初から立派な歴史があるが、これは歴史のある中国
文明から分かれて独立したものだからである。
・・・イスラム文明が、歴史のある地中海文明の対抗文明として、ローマ帝国のすぐ隣りに発生し
たことである。

・・・歴史は、強力な武器である。歴史が強力な武器だからこそ、歴史のある文明に対抗する歴
史のない文明は、なんとか自分なりの歴史を発明して、この強力な武器を獲得しようとするの
である。

 そういう理由で、歴史という文化は、その発祥の地の地中海文明と中国文明から、ほかの元
来歴史のなかった文明にコピーされて、次から次へと『伝染』していったのである」。

 この説は説得力に満ちている。
久し振りに、スケールの大きな歴史書に出会えた幸運を噛み締めている。
 モンゴル帝国からオスマン帝国へ
 
 

 「ロシアのやろうとしていることはシリア危機より大きかった」

 投稿者:杉本  投稿日:2016年12月30日(金)16時06分14秒
返信・引用 編集済
  (この素晴らしい 評論をぜひとも紹介したいとおもいます。
  プーチン大統領がこの時期に何をしに、この極東の島国に訪問し、
  何故 安部首相が、経済援助にOKせざるをえなかったのか?
  かってのスターリンが一国社会主義の点からしか世界の共産主義運動に対処
  しようとしなかった、歴史的遺産こそが、この弊害こそが、中東での侵略戦争を、
  許してきてしまった!
  私達世界の労働者階級は、このような視点をこそ持たなければ・・・と思います。)

 DEEPLY JAPAN
 ① 冷戦というよりグレートゲーム v.2.2
 ② グレートゲーム v.2.2: カスピ海は沿岸5カ国の戦略的財産である
 ③ グレートゲーム v.2.2:NATO、イランとロシアにカスピ海から締め出される
 ④ ロシアがユーラシアに基軸を揃えてきたことの余波
 ⑤ ロシアのやろうとしていることはシリア危機より大きかった
 ⑥ みんなモンゴルだよ
 ⑦ 宴の始末(25) ロシア・イラン・トルコの3国による共同対応

http://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/a55d639770b8971083efc61271545260
①  冷戦というよりグレートゲーム v.2.2
2014-05-22 23:08:57 | 欧州情勢複雑怪奇

「アジアの安全はアジアで守る」と習主席に言われて腹を立てる場合じゃない、大東亜戦争を思い起こすべき、と前のエントリーで書いた。
でもまぁ、それはそれとして、現在起っていることの本戦は東アジアじゃなくて、中央・西アジア方面なんだと思う。冷戦というより、グレートゲームv2のシーン2みたいな感じがする今日この頃。v1と同様日本も絡む(太平洋戦線)。

で、中央戦線のロシア、イラン、中国、インドがどう関係するのか、それがどのぐらい強いものなのか、どういう方向性を持つのかが今後の焦点ではなかろうか。

アメリカから出る記事は、よく今後の焦点はロシア、イラン、中国だ、とか書く。インドを入れないことが多い。
私はこれは意図的だと思う。なぜなら、アメリカはできれば、いや、是非ともインドをロシアから引き離して抱き込んで、インドを内陸方面の国としてでなく外から攻める団体に入れたい。だから日本をインドに接近させたんだろうけど、とりあえずあまり上手く行っている気はしない。

というのは本戦が内陸がらみなので、インドとしてはロシアと緊密化したい欲求が以前よりも強いんじゃなかろうかと見えるから。インドは冷戦期に英米に苛められた(といっていいと思うんだが一応保留)時期にソ連に助けてもらっているので、以来信頼関係がある。ロシアと中国には愛がないが、ロシアとインドには愛がある(笑)。

今回のクリミアでも、経済がらみで米に逆らえない、でも、ロシアにはクリミア地域に正統な利益があるというのをインドは理解している、みたいな言葉を添えてロシアをモラルサポートしてた(日本もこれぐらい言ってもよかったと私は今でも思ってる。)。中国とロシアが戦略的にくっ付くのが見えているから余計にハラハラしてるってのもあっただろう。ここも大きなガスプロジェクト計画がある。

■ 西部戦線(黒海・カスピ海戦線)
もう一つ、the Westとすれば懸念すべきシナリオというのもあると思う。
いや、そんな懸念なんかねーよ、と笑われそうだけど、でもあえていう。
イラン、ロシア、トルコが徐々に非常に安定した関係になっていったら30年後どうなるのかな、と。

イラン、ロシア、トルコの間には、アゼルバイジャン、グルジア、アルメニアがあって、外からの勢力はこれら小国にちょっかいを出すことによって侵入のきっかけを作るのが近代の慣わし(笑)。

しかし、この3つの古い国々が、もういいよね仲良くしよう、みんなして繁栄すればいいやん?とか言いだしたらきっかけもあんまり機能しない。

これは定説ではないと思うんだけど、19世紀半ばからここらへんがぐらついたのは、英仏がオスマン帝国を狙ってたというのもあるけど、それに伴う形で、いや卵が先か鶏が先かわからないけど、なんせ、ロシア帝国の一部が時々本気、時々半腰、総じていえば話半端でボスポラスを狙ったりしたことが大きいと思う。

ロシア帝国がコンスタンチノープルを奪還して、東地中海に向かったりしたら、当時のオスマンは弱体化しているんだから、ここで英仏が入って来なかったらロシア帝国が大きくなりすぎる可能性は実際あったと思うのよね。その上、その頃からバクーをきっかけに油田なるものが視野に入って来た。ここらへんから世界が急速に凶暴化する。

と、このへんのクリミア戦争から第一世界大戦までの歴史は、現在種々見直し中。昨年ちょっとしたヒットも出て来たけど。
で、とにかくそれらの歴史はいろいろあるけど、もうそういう領土的野望はもたないことにして、小アジアリーグ(仮称)を作りませんか、とかなったら・・・。それが平和で調和的なら私としては結構なお話だと思うんだけど、the West さんはどうするんだろう?

最近どうなのかわからないけど、トルコのエルドアン首相はイランの核エネルギーの平和的利用の権利を支持してたぐらいだし、トルコとロシアの貿易関係は大きい。この間も天然ガスのロシアからの輸入量を増やしたり、原発計画を承認したりしてる。NATOがらみで対立してるけど、長年トルコ系は英米のロシア対策に使われてきた・・・。それらをぶっちゃけてしまいえば本質的に仲が悪いわけではないのじゃないのかなぁ・・・と。従って3つ並べて考えると、19世紀にはトルコ、ペルシアが弱体化してたのでできなかったが、今回は3本柱を立てられるかも。
そんなわけないじゃん、と思うよねぇ。でもあり得るかもよという地域じゃないのかなぁ。

■ イランとロシア

で、上であげたような国々はみんなそのアジア信頼醸成措置会議(CICA)とかいう会議に参加している。といって別に大したことはやっていない。そもそも、26か国にはどうせいっちゅうのよというほどいろんな国が入っている。

Afghanistan, Azerbaijan, Bahrain, Cambodia, China, Egypt, India, Iran, Iraq,Israel, Jordan, Kazakhstan, Kyrgyzstan, Mongolia, Pakistan, Palestine, Republic of Korea, Russia, Tajikistan, Thailand, Turkey, United Arab Emirates, Uzbekistan,Vietnam.
http://www.s-cica.org/page.php?page_id=11&lang=1

でもこういう会議の場があると公人の対話が無理なく執り行われる。
今回でいえば、イランとロシアが個別に対話していたりする。折しもイランを巡っては、核開発の能力、弾道ミサイルの取り扱いを巡って欧米+ロシアとイランの間で折り合いがつかない。

イラン核開発問題 交渉が正念場へ(5月19日、NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140519/k10014538951000.html

この直後にプーチンさんとローハニさんがわざわざ直に会っているわけで、なんだろうなぁと興味はそそられる。

プーチンと習近平、プーチンと江沢民というのは、別に何も予想外のことは起きないだろうし、そもそも愛がみえない(笑)から怖くない。それに対して黒海・カスピ海地域にはですね、黒海・カスピ海地域なりの愛と裏切りの歴史が垣間見えるわけで、そういう点が、おそらく英米の理解を阻むんじゃないかと想像する。(だからこそ面白い)

(5/21/2014 この写真いい写真だと思う)

■ オバマ政権によるプーチン懲罰の被害者
真面目に思うんだけど、ウクライナ危機を巡るアメリカ外交政策は、一体何が目的なんだろうか? ロシアは全然孤立してないと思うんですけど(笑)。ものすごく大変そうだとは思うけど、非常に活発に生き生き外交やってますやん、とか思う。

ついでに言えば、欧州の天然ガス輸入も、中・東欧に関しては結果的にはたいして減らないでしょ?だって、ロシアの線が経済的だからこそ成立しているんだもの。(減らすところは単に自分の負担が増えるだけ)

一番現実的な面倒に巻き込まれたのは、米軍関係者ではなかろうか?

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM15014_V10C14A5000000/
[FT]米、独自のロケット技術開発へ ロシア警告で
2014/5/15 14:00

ロシアが重要なロケット技術の対米輸出を停止すると警告したことから、米国で1980年代以来となる新たな国産ロケットシステムの開発が加速しそうだという見方を業界の要人が示している。

これでしょう。そりゃ、長期的にはアメリカが国産開発をすればいいだけで、その意味では無問題なんだろうけど、決意したから来年できるって話じゃないでしょ? しかも、ロシア政府の意向によっては今までロシアの技術を前提にしてプランしていたものを全部引っくり返さないとならないわけで・・・。

お金なら名目上適当により集めれば明日にもできるし、怒ったり、懲罰したりってのも話して書けばいいわけで全くたやすい仕事なわけですよ。でもね、開発って大変なんだよ、捏造写真作ったり嘘記事書くのとはわけが違うんだよ、ときっと関係者は怒っていると思う。


http://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/ea3d174fe10b1fca18df0bc32697b48f
②  グレートゲーム v.2.2: カスピ海は沿岸5カ国の戦略的財産である
2014-10-01 15:35:53 | 欧州情勢複雑怪奇

盛大に孤立していることになっているロシアだけど、カスピ海沿岸諸国との関係強化を図って尚意気軒昂の趣という感じ。

この問題は西側メディアはどうもあんまり取り上げないようだけど、結構なインパクトじゃないのだろうか?
日経さんの記事は充実してた。いちいちロシアは孤立回避の狙いがある云々という定型句をつけなければもっと読みやすいと思うんだけどね。

カスピ海25カイリの主権・漁業権で合意へ 沿岸5カ国
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM29H24_Z20C14A9FF8000/

 【アストラハニ(ロシア南部)=石川陽平】旧ソ連南部とイランに接するカスピ海の領有権問題が約20年に及ぶ意見対立の末、初めて解決に向け動き出した。ロシアなど沿岸5カ国が29日の首脳会議で、沿岸25カイリ(約46.3キロ)にそれぞれ国家主権と漁業権を行使する水域を設けるとの政治声明を採択する。ウクライナ危機を巡って欧米と対立を深めるロシアは、カスピ海沿岸諸国と関係を改善し、国際的な孤立を回避する狙いがある。
沿岸5か国とは、イラン、ロシア、カザフスタン、アゼルバイジャン、そしてトルクメニスタン。


合意内容の基本は、それぞれに主権水域と排他的漁業権を設けて、残りのところは共同管理というところが焦点といえば焦点だけど、それ以外に全体として、カスピ海は沿岸諸国の共有のものですよ、ということが協調され確認され、合意されていることも重要だと思う。

その上で、沿岸国以外の外国の軍隊の駐留の禁止を盛り込み、会議の後、そうであればということで沿岸国で2016年に軍事演習しよう、とか言いだしている。

さらに、カザフスタンのナザルバエフ大統領は、ここを自由貿易ゾーンにしたらいいんじゃないのと提案してる。もし、核問題でイランがさらなる制裁をくらったとしてもこのゾーンがバックアップするという線も見える。

日経さんは、
 ロシアには外交方針の軸を東のアジアとともに、南方にも移す思惑がある。水上や水中の共同管理を主張しているロシアが、25カイリの主権・漁業権設定で一部譲歩した背景にも、欧米以外の国々に接近する目的がありそうだ。

と結んでいるんだけど、欧米以外の国々とロシアとの関係は通常通りかそれ以上に活発なので、この結びって何?とちょっと笑った。

一部譲歩した背景は、そんな「お友達が欲しかった」とかいう話じゃなくて、カスピ海をロシアとイランでがっちり押さえる構想の一環じゃないでしょうかね。で、両国の真ん中にあるアゼルバイジャン、すなわちバクー油田というのが、19世紀後半から西欧諸国というか金融資本というかが欲しくて欲しくてたまりませんという場だったわけでしょ。だからソ連が崩壊した後ただちにこのへんが動いた。

しかしアゼルバイジャンは遠い将来まで欧州に流せるほどの天然ガスはないらしくて、では、と目がついたのが対岸のトルクメニスタンなんじゃないのかな、と思われます。ここはとても豊富に持ってる。トルクメニスタンがロシアがらみの政治的枠組みに微妙に入っていないのはそのせいでしょう。

しかし、トルクメニスタンとアゼルバイジャンがこの合意に入ったことで、トルクメニスタンの天然ガスをカスピ海を通してアゼルバイジャンにもっていって、そこからグルジア、トルコあたりを通して欧州に運ぶという案は、イランやらロシアやらの承認がなければ出来ない、ってことになるんじゃないですかね。だって、カスピ海の真ん中は共同管理区域だから。

もちろん、各国の経済活動まで制限するような話ではないから引き続き、いわゆる西側のプロジェクトは進むだろうけど、カスピ海をアゼルバイジャン、トルクメニスタン、イランを通して出来る限り西側の思惑通りに開発しよう、という話には待ったがかかったということじゃないかと思う。

そういう意味では、具体的には日経が指摘するように、領有権問題としてはロシアが一定程度どころかかなり譲歩した形だと思うけど、引き出されたものは、イランをより明確に独立志向にもっていく(西側に振り回されないようにする、という意味)、トルクメニスタン、アゼルバイジャンとの対話機会(というか合法的関与方法)ができた、ということで、ロシアは領有権よりも戦略的重要性を取ったということじゃないかと思う。別の角度からみれば、コーカサス安定対策の一環でもあるだろうし。

ロシアのプーチン大統領 「カスピ海は、この海に面した5カ国の戦略的な財産である」
イランのローハーニー大統領 「今回、5カ国の間で成立した合意は、これらの5カ国がカスピ海に関する問題において協力を拡大する意思があることを示している」

という、イランラジオの記事にあった纏めは、決して美辞麗句とか修辞ではないと思うわけです。考えようによっては要するに、各国主権と同様カスピ海主権みたいなものを沿岸諸国が打ち立てた、という感じじゃないですかね。

そういうわけで、私がかねがね勝手に「そうなったら面白いだろうな~」と思っている(冷戦というよりグレートゲーム v.2.2)、

「イラン、ロシア、トルコが徐々に非常に安定した関係になっていったら30年後どうなるのかな、と。」
というアイデアがまんざらでもないような感じになってきてて喜ばしい。

(このコンビはなんか怖い。左プーチン大統領、右:カザフスタンのナザルバエフ大統領)


http://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/ca3c6ab09802701f5f285fcea78cdeac
③ グレートゲーム v.2.2:NATO、イランとロシアにカスピ海から締め出される
2014-10-07 19:48:55 | アジア情勢複雑怪奇

この間書いたカスピ海を沿岸国の共有財産にする、の話、

グレートゲーム v.2.2: カスピ海は沿岸5カ国の戦略的財産である
これは、基本的にいかにも経済の話みたいで、日経さんはそこしか書いてなかったけど、これは軍事でもあったわけですね。
と、正直な記事が出て来ましたよぉん。

ロシアとイランがNATOをカスピ海から締め出す

Russia and Iran Lock NATO Out of Caspian Sea
http://thediplomat.com/2014/10/russia-and-iran-lock-nato-out-of-caspian-sea/

北大西洋条約機構がなんでカスピ海に軍事展開しなきゃならんのだ、というのがまず問題だと思うけど(笑)。

つまり、いわゆる西側さんチームは、アゼルバイジャン、カザフスタン、トルクメニスタンにNATOの基地を置いて、カスピ海にNATO小艦隊を作って(ロシアはロシア帝国の時代から持ってる)、そこからロシアに脅しをかけ、侵入し、いつの日かロシア攻撃に出るという腹積もりだったんでしょうね。カスピ海はロシアの水系と繋がってるし。


ところがその計画がおじゃんになっちゃった、と。
で、これら相対的にいえば小さい国は、そういうことをやってると一部の人が金持ちにはなるにせよ、結局混乱させられるだけで、中長期的に見て俺らなんにもいいことはない、と踏んでロシアとイランの方に顔を向けたって格好だと思う。

アメリカ人の掲示板、ブログとか見てると、どうやら昨年あたりには上の国々にだいぶ装備してたらしい。
というわけで、プーチンたちが「やったね」という感じの表情だったのもわかる。

とりあえず西側諸国の一員なのであんまり悪くはいいたくないけど、もうね、このNATOという侵略部隊はなんとかした方がいいんじゃないですかね。

欧州内でも亀裂入りまくりでしょう。誰がカスピ海からロシアを攻撃するのを欧州の義務だと思うんだって話でしょう。

いつの間にかNATOが欧州じゃなくて、オスマンになってるんだよね、このあたり。でも、それは昔、モンゴル&ロシアがまだ曖昧な統一体の頃オスマンがやって失敗した、と誰か教えてあげたらどうでしょう。

いわゆる陰謀論の中に、オスマン帝国とは実は国際金融資本(特にベネチア)の工作物だったんじゃないか、ってのがあるけど、今回の動きなんかを見てるとまんざらバカにできない意見だと思う。特に、最近の動きを過去の歴史になった部分と重ね合わせると、なるほどなぁと思うことが結構ある。

■ 空爆の思想は敗北する
なんかさ、アメリカって軍事で勝てば世界を我がものに出来るという思想に染まりすぎなんじゃなかろうか? 基地を作って脅かせばなんでも思い通りになると思ってる感じが濃厚。

そもそも、軍事で勝つっていうのは一時的なもので、講和条約を結んでそこからどうやって対象国を牛耳っていけるのかこそ戦争じゃないですかね。それなのに、誰の得にもならないようなことをやりまくって、「俺らは世界一の軍事力を持つ、世界一の国だ~」とか叫んだって、ああそうですか、と離反されたらお終いだと思うんだけど。離反なんかしたら殺してやるというオプションはあるけど、1億人殺したら3億人ぐらいの「今に見ていろ」派が生まれるだけじゃなかろうか?

で、こうなったのもああなったのも、ドイツと日本という自尊心の高いところを空爆しまくって脅かしたら俺らに完全服従するようになった、という成功体験が根深くあるんじゃないかと思うんだなぁ私は。

しかし、それは両国にそれなりの便益があった(冷戦時代を軍備なしでやる過ごすことができた)からそうなったまでで、永遠に服属するような話じゃないんじゃないですかね、と誰か小耳に入れてあげればいいと思う。


http://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/1d1d1621773f6e4268db68b582af263a
④ ロシアがユーラシアに基軸を揃えてきたことの余波
2014-12-23 02:43:18 | アジア情勢複雑怪奇

大抵が周回遅れの情報が流れて来るのが日本語の情報なので、今になってロシアはルーブル安で潰れそうだみたいな記事が週刊誌なんかに出ているみたいだ。日本のニュースって、政治がらみはもう捨ててるけど、経済ニュースさえおかしいんだよね。なんでかっていうと事実に基づいてないから。例えば、ロシアはルーブル安が止まらない、というのを枕詞に使ってしまって、そこから思う存分筆者が空想を拡げて、最後は、大変な時代だ、みたいなどうとでも言えるようなことを書く。まぁ、平和といえば平和だけど。

前にも書いたけど、ロシア経済ってソ連と違って各国と繋がってるので原油安、ルーブル急落によってロシアだけが痛むっていうシナリオはあり得ないので、実のところ世界の金融関係者は結構ハラハラしてる。

ロシアは国家債務の割合は低いけど民間の外債部分が結構あってそれがデフォルトになるんじゃないか、みたいなことが懸念されている、というか、そう誘導したいと欧米主流メディアは書きまくってる。けど事実としてのロシアは持ってるものも大きいのでなんか話がちゃらんぽらんになってる感じ。

さらに、チャイナがロシアを支援に回っているのが非常に重要。ロシアの経済危機についてチャイナはできる限りにおいてロシアを支援しますよ、という声明まで出してる。やっぱりこのへんは機構改革を念頭においてユーラシア諸国が組んでいるって話なんだろうなと思う。

日経新聞では、原油安によって中国は安い原油を買うことができ万々歳みたいな書き方をしてるけど、かかってるのはもっと大きなものでしょう。しかしホントに日本の政治音痴ぶりはやがて身を亡ぼす勢いだ。

China pledges to help Russia overcome economic hardships
http://rt.com/news/216563-china-russia-economic-hardships/
中国はロシアを支援する用意がある
http://japanese.ruvr.ru/2014_12_22/281588021/

あと、チャイナ、インド、トルコ、イランとロシアはそれぞれ現地通貨決済を決めているので、ここではドル需要、ユーロ需要はなくなったわけですね。この持続的効果がまた大きな話でしょう。

だからフローの話はいいとして、問題は投資資金の話、金利の話になるんでしょう。ロシアもそうだしこれら新興諸国が共通して対策したいのは、先進国がお金を刷ってそれを低利で世界中にばらまく、するとその金利に勝てないから外資を使ってしまう(無謀に刷らずともそもそも先進国の方が安定しているから金利が低い、しかし現状はそこを踏み越えてる)。しかしこのモデルは金融緩和してお金を刷りまくってバブルになったら世界中から引き上げる、ってのが仕組みだからそのたびに新興諸国はバブル破壊に付き合わされるとも言える。であれば、この流れに対抗しないと安定した成長モデルにならないだろう。ではどうするか、というのが現在でそのための機構改革が進められているんだろうな、と。

こんなの上手くいくわけないんだ、と先進国側はそう言うことになってるんだけど、でも、ドルを外すだけで大分この影響は避けられるのも間違いないわけで、見通しがまったく暗いって話でもないでしょう。

外国資本をどうコントロールするかの工夫も求められるんでしょう。それは利益を持っていかれるからというだけでなく、タイムフレームの問題。外国投資家は勝手なリターンを設定して投資してくるわけだからその時間軸に沿って自国の経済、自国のあり方を壊しちゃうのが本質的に問題なんじゃないですかね。だから、規制を導入するとは時間軸を外国人から取り戻すという哲学的意味もあるなぁとか思う。というか利息とは時間の貨幣化なんだよね。

だから、イランとロシアなんかがそうだけど、なんでもかんでも利息の付くお金に頼らず、限りなく物々交換的に決済する部分を増やす方向というのは、そんなこと考えてるかどうか知らないけど現状モデルへのカウンターだよな、とか思って私は楽しみにみてる。面白いよなぁ、みたいな。物々交換っていっても、イモと人参とかじゃなくて、あの人たちは原発と原油とかいうスケールでできる人たちなんだけど(笑)。

■ 交易民の復活?
つまりね、これらを考え合わせると、ぼんやりとしたものではあるが、思想の転換が誘発されているのではないのかって気がするのね。金融資本主義という、殆ど資本主義でさえないような状態から、本当に必要なのは財とサービス同士の交換なんだというある意味人類の暮らしの基本みたいなところを思い出し、併せて、この交換を融通するためのお金でありそれを担保するための利息だというのがお金の正しい位置づけだろう、みたいな発想にちょっとでも戻ろうって話。

これって大多数の日本人が1980年前後まで有していた発想。日本って、相当に the West じゃなかったし、今もかなり違ってるのにだんだん一緒になってきてる、というのが私の考え。

どのぐらい成功していくのかまぁわからないけど、でも、株式市場、ゴールド、商品市場等々と実体経済の乖離が誰の目にも明らかになってきている現在、こっちの側のつまりお金>交易の仕組みはとりあえずまたクラッシュするんだろうことは間違いないでしょう。それをどのぐらい抑制的にできるかは別問題として。

乖離の象徴例として、アップル1社の市場価格とロシア証券取引所の全銘柄の総体がほぼ同じになったという話が出回ってた。こうなっちゃうのが現在の極めて恣意的に運用されている、もはや資本主義でさえないメカニズムで、思うに、いわゆる金融資本といわれる人たちの中にも、現状はもうアカンと思ってる人たちだっているんだと思う。俺らはもっと普通に資本主義をやりたいんだ、と。だから、現在の大きなシフトは単にロシアのプーチンが強気だとかいう話で進んでるわけではない、と思う。

■ ロシアのユーラシアシフト
そうこう考えてくると、今年一番大きかった出来事はこれではなかろうか。
グレートゲーム v.2.2:NATO、イランとロシアにカスピ海から締め出される

これで、イランとロシアががっちり手を握ることになったので、アゼルバイジャン、トルクメニスタン、そしてカザフスタンというNATO諸国が狙っていた国を好きにいじれなくなったんじゃないかと思うのよね。あと、グルジアがロシアに一歩近づいているのもこの余波でしょう。

このへんは文明史的に曖昧でかつ古いので、大事に行ってもらいたい。

で、こっちが団結するのは基本的にはチャイナにとってはマイナスな面もあるんだろうけど、でも、太平洋側からインド洋側のシーレーンを日米+インド+オーストラリアと争う局面があるとすれば内陸側を安定化させるのは急務だし、長期的利益になるのでいいんだろうなと思う。(日本はロシアをチャイナに追いやることで、この動きをアシスト!)

さらに、その一か月ぐらい前、プーチンとモンゴルのエルベグドルジ大統領が会談していたのも重要だったかと思う。表向きはノモンハンから75年の式典出席、会談の内容もビザ免除合意、パイプライン交渉開始みたいな重要なのか重要でないのかわからない訪問だった。しかしこれはつまりアメリカ(+日本でしょうね)によるモンゴルへのアプローチを振り払ったという意味だったんじゃないのかなと思ってる。その後すぐ中国もモンゴル訪問してた。


(別系統には違いないはずだがなんかとっても親戚くさい2人だと思った。)

海洋勢力としてはモンゴルを取り込んで極東ロシアの不安定化を画策していたのではなかろうかと想像する。関東軍かあんたら、みたいな気もするけど(笑)。

いや、こういう試みのすべてが悪いとは言わないですよ。でもね、不安定化を画策するという動機に対して付いてくるその結果は20年後、50年後の日本にとって良いのかどうか、ちゃんと考えてからやってくださいね、とは思う。

そういうわけで、なんだかロシアのユーラシアシフトというのは、各地域の古い帝国を呼び起こすみたいな行動にも見える。ロシアとチャイナとモンゴルが揃うと、これ全部でモンゴル帝国+周辺諸民族になるんだよね。ソ連の復活とか言ってる場合じゃないだすよ。

こうなってくると、日本はアイデンティティーに苦しむシナリオが見えてくるなぁと結構憂鬱。


http://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/3543deb953ff0d02f9d7f697bef9ce98
⑤ ロシアのやろうとしていることはシリア危機より大きかった
2015-09-24 14:16:45 | 欧州情勢複雑怪奇

ロシアはシリアで何をしようとしているのかについてのThe Sakerさんの記事を「マスコミに載らない海外記事」さんが訳してくださっていた話の続きを書こうとしていたら、事態がアップデートされていった。前回はこれ

アメリカ言論異端の系譜-ロシアの話に行く前に
で、まずは、基本的にSakerさんが読んだ通りだと思う。
つまりこれ。引用させていただくと、

言い換えれば、タルトゥースだけに限定したり、非常に無防備なダマスカスに入り込んだりするのではなく、ロシアは、シリア北部の戦闘地域に機器や軍隊さえ送り込むのに使える新たな橋頭堡を、シリア北部に作り出したように見える。

<中略>

起きていると思われることはこうだ。ロシアは、どうやら、ある種限定されているが、シリア軍を緊急支援するための重要な機器を送っているのだ。そう することで、彼らは選択の自由を確保しておくための条件も生み出している。だから、本格的なロシア介入は起きていないが、シリア紛争において、何かが大きく変化したのだ。

一言でいえば、ここのところ起こっているのは、ロシア軍の本格介入といった目立つけど何の意味があるのか不明な話ではなくて、ロジスティックスを整えて、シリアを守る形をより確かにしています、という話でしょう。

そこで、ISは断じて許さないとアメリカが言っているその言葉が真実であるのなら、彼らこそこうやって話と行動を整えていく必要があるわけですが、それができずに、あいかわらず、反アサドの野党穏健派という名のアルカイダの一部を支援するべきだ~とかいう声がわいちゃうのがアメリカ。

だから、ロシアの行動は、アメリカの曖昧さ(というか騙し)を表面化させているという効果も大きい。プーチンの行動にもっともよく反応しているのはおそらくアメリカ国民なのではなかろうかと思う。

このへんでパット・ブキャナンの記事について書いた通り:シリア情勢:アメリカ、ロシアとお話しようと思うんだ

■ プーチン、トルコ、イスラエル首脳と会談

そんな中、関係諸国がモスクワを訪問し、プーチンと会談している。
イスラエルのネタニヤフ首相。

イスラエル ロシアのアサド政権支援に懸念
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150922/k10010244141000.html

この中でネタニヤフ首相は、シリアと隣接する国境付近の情勢について、「ここ数か月、一層複雑化している」と指摘し、ロシアがアサド政権に対する軍事支援を続ければ、イスラエルと敵対する勢力にも最新の武器が流れ、大きな脅威になるとして、懸念を伝えました。
これに対しプーチン大統領は、ロシアの武器は流出していないとの認識を示したうえで、「シリアはイスラエルに対して新たな戦線を構える余裕などない」と述べ、イスラエルにとって心配には当たらないという考えを示しました。

どうでもいいような気もするけど、NHKは、なぜここが「ロシアの武器は流出していない」となったのだろうとちょっと気になったので書いておく。

欧米の報道を見る限り、ネタニヤフは、イランやシリアはヒズボラを支援してる、ヒズボラはモダンな兵器を使ってる、と懸念を示し、プーチンは、知ってるけどそれはホームメード(自分ち)で作ったんだと思うよ、と答えたという話に見えた。つまり、シリア、イランの関与をぼやかしたというかやんわり否定、みたいな感じ。

ロシア大統領府のスクリプトも、
ネタニヤフ:

As you know, Iran and Syria are arming the radical Islamic terrorist group Hezbollah with modern weapons aimed against our citizens,

プーチン:

As for the firing into Israeli territory, we are aware of these attacks and we condemn them. As I understand the situation, these attacks are being carried out using back-yard production weapons systems.

http://en.kremlin.ru/events/president/news/50335

まぁ別のソースなのかもしれない。しかし基本構造的に、イスラエルが懸念しているのは、イラン-ヒズボラ-シリアが繋がってしまってしまう構造がまず第一じゃないっすかね。

あと、無節操に民間人というか潜在的テロリストグループに武器を流し続けているのはアメリカ。これはもうリビアを崩した後のぐだぐだあたりから公知といっていいぐらい。

でもって、イスラエルはそんな武器の流出なんて話じゃなくてもっと構造的な話だと思うな。もっと政治的というか。だからこそ、
今回、ネタニヤフ首相には、軍の制服組のトップなどが随行し、イスラエル側は、ロシア軍機が軍事支援のためシリア領内に入っているとみられることを念頭に、イスラエル軍機との間で偶発的な衝突を起こすことがないよう協議したものとみられます。

軍の制服組を引き連れて出かけて行ったのはイスラエルの方だ、という点が最も重要でしょう。

次、トルコ。
ロシア・トルコ首脳が会談=「イスラム国」、シリア軍事支援で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150923-00000119-jij-int

プーチン大統領は28日に控える国連総会演説で、アサド政権を中心とした対「イスラム国」共同戦線を国際社会に正式に提案する予定だ。

23日のエルドアン大統領との会談で、トルコの協力を直接呼び掛けた可能性がある。

■ モスクワに大きなモスクを開く
しかし、エルドアンのモスクワ訪問の主たる目的はもっとあった。それはモスクワに欧州屈指の大きなモスクを作ったのでそのオープンセレモニーに出席すること。

Putin, Abbas, Erdogan attend Moscow Grand Mosque opening ceremony

オープニングセレモニーでプーチンは、ロシアのムスリムはこれからもあらゆる面でロシアに参加していくし、それによって民族間、宗教間の対話の発展に寄与していくことになるでしょうということを語っていた。

ロシアとムスリムって、要するにモンゴルとロシアの話でもあるので、俺たちはバラバラに排他的になるってことはないんだよ、ということを表現し、表明しているんでしょう。

そしてそれら全部を含めてここにロシアがあって、そのロシアの伝統を傷つけることは許さない、逆にいえば、ロシアにマイノリティーは存在しない、ロシアを愛するものはみんなロシア人だ、っていう昔からの理屈があるので、単なる無軌道な多文化主義とは大きくことなる。

それはまた、ロシアの周辺の諸民族と自身の戦いを顧みる話でもあり、それ以上にその諸民族を焚き付けてはロシアを揺るがしてきた the West さんたちへの、ロシアからの別のアプローチだよ~ん、ってことだとも思う。

俺たちは調和的に生きられるという確信なんでしょうね。ロマノフ朝がそうであったように、と言える部分も実際あるしね。

■ ISテロリストのイデオロギーは嘘とイスラムの曲解に基づく

さらにその前日には、大統領は、イスラム国のテロリストらのイデオロギーは、イスラムそのものじゃなくて、嘘と詭弁に基づくものだと断罪してた。

Putin: Islamic State terrorists’ ideology based on lie, perversion of Islam
http://tass.ru/en/politics/823072

その上で、ムスリムの文化と科学的アプローチの教育の中心が必要で、だけどそれは最終的にはこの宗教の信徒さんらを結びつけるようなものだよ、と語ったそうだ。

これも、the West による、急激な、自由と民主主義を唱えればあなたも今日から西側教徒みたいな、インチキってかお手軽ってか、暴力的なアプローチに対する大きな抵抗というべきでしょう。

だから一貫して、ワンワールド主義みたいな妄想はやめろキャンペーンをやってるんだよね、これは。世の中いろんな人がいてだな、いろんな文明があって、いろんな言語をしゃべるやつがいる。いろんな法があるとすればそれはみんないろんな文化、文明の所産なんだよ、変えたから変わった、変わらない奴は敵だ、みたいなアプローチは成功しないんだよ(俺らはソ連で失敗したというエビデンスもある、という言い方もしたことがある)、みたいなことを一貫して伝道して歩いてる。そのうちプーチン師とか呼ばれるんじゃないか。あはは。


■ ロシアのやろうとしていることはシリア危機より大きかった
そういうわけで、現在ロシアが行っていることは、多分シリア危機そのものよりも大きな話だと思う。でもって過去数年間もずっとだいたい同じテーマでやってる気がする。

少なくとも、イラク、リビア、シリアを崩して、中東を大混乱に陥れて、そこを効果的に支配できるといいなぁ~とかいう頭の腐った話よりも、多分、ずっと裾野が広い。

前にも書いた通り、ソ連の復活でも、ロシア帝国の復活でもなく、モンゴル帝国の復活みたいな話になってる。

このへんで書いた通り。
みんなモンゴルだよ

でも、それを覇権国家がどうしたとか一極支配がどうしたとかじゃなくて、文明的に共存できるんじゃないの、ちまちま争うこともいっぱいあるだろうがいいとこ出しあえばいいんだし、みたいな感じでやってる風が新しいのかもしれない。

多分、divide and rule(分断と支配)やらハルマゲドン妄想に振りまわされ殺しまくられた諸国民、とりわけイスラム教をベースにした社会の人々にとっては、これはgood news(福音)になっちゃうんじゃなかろうか。
どうする the West!

■ まとめ
適当にまとめてみるに、まずグランドデザインは、イスラムを原理主義に作り変えてテロリストにしてそれらを撃つと称してユーラシア中央部を攻撃するという、アメリカ(というか西側)が1970年代から取ってきた方針、要するにムジャヒディーン投入作戦の崩壊機会を誘導し、それを止めさせる、ってことじゃないでしょうか。

で、シリア危機はこの長い動きの中の結節点みたいなものなので、ここを解くことで上記目標を達成する機会と捉えている、という感じではなかろうかと思う。

そうなると、実は問題となっているのはこのムジャヒディーン投入作戦において中心的役割を担ってきた(その意味においてムスリムの裏切り者でもある)トルコの身の振り方が非常に重要になるのだろう。しかし、エルドアンはそれ以前の大統領たちと違ってムスリムの大義を復興させた方なので、既にこの方針を半分内諾しているようなものだった、というところもあるのかもしれない。

イスラエルは、パレスチナとの共存以外に存続の道はない。


http://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/4bbc5005d30ce047d9010f0248f76a9e
⑥ みんなモンゴルだよ
2015-07-10 20:45:00 | アジア情勢複雑怪奇

BRICSとSCOのサミットの具体的な産物(契約とか協定とか)の話はともかく、このビジュアルが非常に興味深い。
この間から、どうもこの会議はモンゴル帝国とその周辺部みたいになってないか、と書いてきた私ですが、

ロシアがユーラシアに基軸を揃えてきたことの余波
このへんで書いたことが、マジでその趣が目に見えてきた。あたってた私?みたいな嬉しさ半分、ドキドキ感半分。





この地図がだいたいのモンゴル帝国の版図なわけだけど、サミットが開かれているウファはまさにど真ん中だからなぁ。

そこで、本家モンゴルの大統領が、ロシアと中国にモンゴルを通したガスのパイプライン設置を考えてくださいよ、と発言したようだ。

Mongolian leader urges Russia, China to lay gas pipeline across Mongolia
http://tass.ru/en/economy/807453

Russia and China should study a possibility of building a gas pipeline across Mongolia, Mongolian President Tsakhiagiin Elbegdorj said on Thursday.



http://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/9ca745cc7c4887916058199838fd3c35
⑦ 宴の始末(25) ロシア・イラン・トルコの3国による共同対応

2016-12-20 23:51:01 | 欧州情勢複雑怪奇
ロシアの駐トルコ大使の殺害は、プーチンの第一声が誰がこの殺人の影にいるのかしっかり調査するというあたりだったので、とりあえずロシアとトルコが共同捜査を開始した。

ロシア大使殺害事件 トルコとロシアが共同捜査開始
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161220/k10010814091000.html

トルコの首都アンカラで、現地駐在のロシア大使が警察官の男に銃で殺害された事件は、隣国シリアの内戦に、軍事介入しているロシアへの報復として大使を襲ったとの見方が出ています。現地には、ロシアの捜査チームが先ほど到着し、両政府は、事件の全容解明に向けて、共同で捜査を始めました。



しかし、非情なようだけど重要なのは、それにもかかわらず、そこから半日の後、ロシア、イラン、トルコの外相が予定を壊さずモスクワに集まって、アレッポの解放手順について共同であたることにした、そのフォーマットを樹立したということでしょう。

Russian, Turkish, Iranian FMs speak after Moscow meeting on Syria (Streamed live)

つまり、ロシアの大使の死によって、この3国の協力フォーマットは覆しづらいものとなった。

トルコは過去数年、イスラム国の大義を言い立てる風の人が多数いたし、アサド打倒の急先鋒のひとつでもあった。だから、ロシアと協力するなどというのは絶対許さないという人は当然多かった。もちろん、それは国内事情だけでなく外国勢力の侵入による部分も大きい。

そこでエルドアンは方針を大きく変えるわけだから、実際とても難しく、トルコ国内は不穏だったし今もそう。

が、ここでロシアの大使が殺されたことで、3国は共同してテロリスト、ジハードを非難するという姿勢を確立することができた。(だからこそ、ロシア外務省は大使殺害を嘆くよりも前に、これはテロであると断定したんだと思う。やるべきことをよく読んでると思った。)

ロシアの大使の死はまったく無駄でないどころか、トルコを後戻りさせないための漆喰となった。大使は間違いなく、これでいいと言うでしょう。

アンカラのロシア大使館のある通りは、亡くなった大使の名前を付けることになったそうだ。

アンカラの通り、ロシア大使の名に改称へ
https://jp.sputniknews.com/incidents/201612203158843/


ロシア外相ラブロフは、ロシア・イラン・トルコのフォーマットは、シリア危機解決にとって最も有効なフォーマットだと説明し、3国で作られる声明は国連に持って行って、誰でもアクセスできるようにする旨も報じられている。

Lavrov says Russia-Iran-Turkey format most effective for settling Syrian crisis
http://tass.com/politics/920987

Russia-Iran-Turkey statement on Syria to be circulated in UN
http://tass.com/world/920995

■ この次の世界
とういわけで、ひとつづつ世の中変わっていくということでしょう。

おおざっぱに言えば、アメリカが世界中のどの地域にも口を出すワシントン万能主義時代は、妄想万能主義であったことが今日明らかにになり失敗に終わったので、次に進むんだと思う。

多分、問題ごとに、地域ごとにで解決のフォーマットを作り、それを各地で秘密にしないで透明性をもたせるために、あるいは、他国の意見を反映させ、協力が必要なら協力するために、会議として国連を活用する、みたいな感じになるのでは?

ウクライナのノルマンディーフォーマットというのが考えてみればこの端緒だったかも。全然機能してる風もないですし、あっちはEU・ロシア間の揉め事が解決するまでどうにもならないんだろうとも思いますが。

そこから考えた時、東アジア地域で、日本はアメリカのスカートの影に隠れている場合ではない、ってことになるんでしょう。


■ オバマはゴルフ
これについてトランプは正式に文書を出して、ロシア大使の暗殺を非難していた。

また、ベルリンでの車両突っ込み事故というかテロというかという事件に対しても同様に非難の声明を出している。

オバマはどうした、と思ったらハワイに行ってしまってゴルフをしている模様。この人これが初めてではないわけだよね、危険なことが起こっている時にゴルフに行くっての。これはつまり、俺はその件についてタッチしないと、むしろ内部に言っているんだと思う。いずれにしてもすごい政権だった。

しかし、この無責任体制は、つまり次の体制に向けてできるだけアメリカを外していくという意味ではあったんだろうと、そこはそう思う。


■ オマケ 1
暗殺事件についていろいろと陰謀論めいたものを考えたくなるし、そう考えたくなる節も実際ある。私も2種類、4通り考えた。考えたけど、どっちから行っても最後は同じになった。カルロフ大使は自分がここでトルコ人に殺されるのなら、それはそれでいいと覚悟されていたのだろうと私は理解してる。

トルコ政府が迅速に決定した通りの名称変更はこの想像が正しいと示してくれているような気がしてる。

■ オマケ 2
ムジャヒディーンあるいはジハード投入作戦を止めさせるためにトルコがどれだけ大事かという話は1年3カ月前にも書いていた。

適当にまとめてみるに、まずグランドデザインは、イスラムを原理主義に作り変えてテロリストにしてそれらを撃つと称してユーラシア中央部を攻撃するという、アメリカ(というか西側)が1970年代から取ってきた方針、要するにムジャヒディーン投入作戦の崩壊機会を誘導し、それを止めさせる、ってことじゃないでしょうか。

で、シリア危機はこの長い動きの中の結節点みたいなものなので、ここを解くことで上記目標を達成する機会と捉えている、という感じではなかろうかと思う。

そうなると、実は問題となっているのはこのムジャヒディーン投入作戦において中心的役割を担ってきた(その意味においてムスリムの裏切り者でもある)トルコの身の振り方が非常に重要になるのだろう。しかし、エルドアンはそれ以前の大統領たちと違ってムスリムの大義を復興させた方なので、既にこの方針を半分内諾しているようなものだった、というところもあるのかもしれない。

ロシアのやろうとしていることはシリア危機より大きかった
 

久留間先生の理解による林氏の 価値表現の回り道に対しての 労働生産物の商品への転化からの批判

 投稿者:杉本  投稿日:2016年12月28日(水)02時14分26秒
返信・引用
  ①相対的価値形態と等価形態とを前提にはせずーーその両極の成立のなかで追求されたものは、相対的価値表
現のメカニズムではなく、使用価値ーー価値形態の商品形態の成立であり、労働生産物の商品への転化ではな
いのか?
 このような問題意識から、久留間理論に依拠する林論文の問題点を探る試みをしてみました。
(追ってコメントをしながら批判点を挙げてみます。)


http://www.mcg-j.org/japan/theory/tomi/katikeitairon.html#2
富塚の価値形態論批判/林 紘義
1.巧妙に隠された物神崇拝意識
――根底にケインズ主義的“需給論”――

2.富塚の「回り道」とマルクスの「回り道」
――価値関係は「逆の関係を含まない」か――
ーーーー略ーーーー
◆マルクスの「回り道」

 マルクスもまた価値表現の「回り道」について語っているではない
か、というのか。しかしマルクスのそれは、富塚の言うような、「B商
品を価値の形態」として一方的に宣告し、それによって、自らの価値を
表現するといったものとは全く別のものであろう(こうした俗論も、確
かに一種の「回り道」を含んでいる、つまりA商品の価値はB商品を媒
介にして「表現」されるのだから)。

 マルクスは「回り道」について語った個所で、次のように書いてい
る。マルクスは商品の価値形態は、ただ一商品の他の商品に対する価値
関係によってのみ現われて来るとして、次のように「回り道」について
言及している。

「例えば、上衣が価値物として亜麻布に等しいとされることによって、
上衣にひそんでいる労働は、亜麻布にひそんでいる労働に等しいとされ
る。さて、上衣を縫う裁縫は、亜麻布を織る機織とは種類のちがった具
体的な労働であるが、しかしながら、裁縫に等しいと置かれるというこ
とは、裁縫を、実際に両労働にあって現実に同一なるものに、すなわ
ち、両労働に共通な人間労働という性格に、整約するのである、この迂
路〔回り道〕を通って初めてこう言われるのである、機織も、価値を織
りこむかぎり、裁縫にたいして何らの識別徴表を持っていない、すなわ
ち抽象的に人間的な労働であるというのである。ただおのおののちがっ
た商品の等価表現のみが、種類のちがった商品にひそんでいる異種労働
を、実際にそれらに共通するものに、すなわち人間労働一般に整約し
て、価値形成的労働の特殊的性格を現出させる」
(『資本論』一巻一章、岩波文庫1分冊九四~五頁)。

 問題は、商品の価値関係においては、その「価値性格」が現れるとい
うことである、つまり商品を生産する労働の“質的な”側面(「価値形成
労働の特殊性格」)が出てくるのであって、それは単純な価値関係から
始まって、一般的等価形態(貨幣)の形成にいたるまで止まることがな
いのである。根底的なことは、商品価値の内在的な本性として、した
がってまた商品を生産する労働の本性(「特殊性格」)として、貨幣の
本質が明らかにされることであって、そのための『価値形態論』である
ことが決して忘れられてはならないのである。だが、富塚はこの理論の
意義を決して理解せず、その最も表面的な内容のみに目をやり、A商品
がB商品によって自らの「価値」を表現するのだ、つまり商品は貨幣に
よって自らの価値を円等々と表現している、マルクスの理論はその説明
だ、などと皮相浅薄に曲解するのである。

 マルクスの「回り道」の理論は、単に、富塚が言うような表面的な内
容でないことは明らかである。マルクスは、亜麻布が上衣を価値物とし
て自分に等しいと置くことは、共通の価値対象物として対置することだ
が、しかしそのことは、同時に、上衣を使用価値から抽象して、価値の
象徴、価値の存在形態として措定することである、と言うのである。マ
ルクスは、二商品の価値関係は、B商品を生産する労働を、使用価値を
生産する労働という性格から抽象して、「共通の抽象的人間労働という
性格に整約する」と言っている。つまり、B商品の肉体を借りて、A商
品が自らの価値を表現する前に、こうした「回り道」があるのであり、
またあるからこそ、B商品が価値の象徴として、価値(その実体は、抽
象的な、そして社会的な形で支出された人間労働である)の凝固物、
「価値体」として現れることができるのである。マルクスの「回り道」
と、富塚の形式的な「回り道」とが“似て非なる”ものであるのは明らか
ではないだろうか。

 マルクスの言う「回り道」とは、A商品がB商品を自らに価値物とし
て等しいと置くことによって、両者を生産する労働の社会的、質的同一
性を顕現化させ、したがってまたB商品を生産する労働を、抽象的人間
労働に帰着させ、こうして媒介を経て、B商品を(その自然的形態を)
価値の形態にするということ(「価値体」の規定を与える、「価値体」
として措定する等々)であって、富塚が理解するような、単純にA商品
がB商品を勝手に、何か宣言することによって価値形態にして(どうし
て、宣言することで価値形態になし得るかは、神のみぞ知る、である
が)、それによって、自らの価値を表現するといったことではない。単
に「言え」ばいいといったものではないのである。

 富塚の「回り道」とは、ただA商品は「自分で自分の価値は表現でき
ない」から、B商品によって表現するといったことが「回り道」の内容
として押し出されているが、マルクスはその前提としての、価値表現の
メカニズムの問題として、つまりなぜA商品はB商品によって、その自
然的物質的存在によって、価値を表現できるのかの問題として、「回り
道」といったことが言われているのである。つまり、B商品を自らに等
しいと置くことによって、共通の価値性格を現出させ、そのことを媒介
にしてB商品を価値の形態にする――初めて、そうすることができる――
ということが、「回り道」ということで言われているのである。

 結局は同じことではないか、と言うのか。しかしこれは決して「同じ
こと」ではないのである。富塚はただ無媒介的に、A商品はB商品を価
値形態に置くというだけであって、それがいかにしてなされるのか、可
能なのか、といったことはどうでもいいものとして、仮に言われるとし
ても、ただ形式的に言われるだけである(マルクスが言っているのだか
ら、そして自分もマルクス主義経済学者を気取るのだから、少しはマル
クスの言い回しも並べておかないと示しがつかない、といった程度のこ
とである)、そしてただ、「A商品は自分で自分の価値を表現できな
い」から、「回り道」をしてB商品で表現するのだ、といったことが繰
り返して強調されるのである。

 しかしマルクスにあっては、「回り道」は価値表現の仕方、そのメカ
ニズムの根底にかかわる問題として提出されているのである。なぜこう
した形で価値表現が可能か、なされるのかということが根本的に問題に
されているのであるが、富塚はただ、そういう事実が現実としてある、
と言うだけである。

ーーーー略ーーーー



3.「第二形態」は逆転できない?
――『資本論』の初版こそ正しいと主張――

4.「交換過程論」による
ドグマの“完成”
――「一般的等価」は商品所有者の“意欲”――

5.「回り道」も「共同作業」も別の意味
――俗流意識をマルクスの言葉で語る――

 富塚の「価値形態論」を何回かにわたって論じてきたが、富塚の理論
の“わかりにくさ”は、富塚が単純に自分の見解を自分の言葉で語らな
いで、卑怯にも、マルクスの言葉や概念を借りて、その陰に隠れて語る
ところにある。富塚のやり口が卑劣であり、ごまかしだというのは、富
塚の用いるマルクスの言葉や概念は、マルクスとは全く違った意味や内
容で用いられているにすぎないのに、あたかも同じであるかに見せ掛
け、自分の理論の空虚さをマルクスの権威に隠そうとするからである。
マルクスのいう「価値表現の回り道」という概念も、価値形態の「逆
転」ということも、諸商品の「共同作業」ということの意味も、一般的
等価の商品(貨幣)が「直接の交換可能」な形態を持つという命題も、
富塚にあってはすべてマルクスとは全く違った意味で用いられているの
だが、人は、それらがマルクスの言葉でもあるということによって、
“コロリと”だまされてしまうのである。

◆マルクスの理論を装うが

 富塚は自分の俗流的意識を表現するに、マルクスの言葉やあれこれの
文章に依拠しようとする。

 例えば、富塚は盛んに、価値表現の「回り道」というマルクスの言葉
を引き合いに出し、自分の理論を正当化しようとしている。

 しかし富塚にあっては、このマルクスの言葉(回り道)の内容は、た
だ亜麻布(相対的価値形態の商品)が、「自分で自分の価値を表現でき
ないから、等価形態にある商品つまり上衣によって、その価値を表現す
る」といった、卑俗な意味で理解されている。

 富塚はどうやら、亜麻布が自らの価値を何円等々として、つまり価格
として表現することを「回り道」と理解しているのである。商品が貨幣
によって、自らの価値を金量のいくばくと等しいと言うことを、頭に描
いているのである。だから、彼は亜麻布商品にはその所有者が想定され
なくてはならない、というのは、金いくばくと価格表現するには、所有
者がいなくては不可能だからである、とのたまうのである。

 これでは、まさに「そのまんま」である、つまり商品の貨幣形態を、
そのまま言っているだけであって、なぜに、いかにして、商品の価値が
貨幣によって表現されるのかを語るものではない。確かに現代の資本主
義にあっては(『管理通貨制度』のもとでは)、価格は商品の貨幣表現
であるこということがボカされている、だから富塚のような説明も意義
がないこともないというなら、その通りかもしれないが、しかしだから
といって、富塚の説明が、マルクスの言う「回り道」とは無縁でいると
いうことを否定するものではない。

 マルクスは、『資本論』の初版では、くだんの「回り道」について、
次のように述べている。つまりマルクスは、商品は、自分自身を直接に
価値形態にすることができないので、他の商品をそうすることによっ
て、そうした「回り道」を経て、自分を価値形態にするのだ、と言うの
である。

 次のは杉本追加 資本論初版 林氏の文章の前文です。
  ⑦段落
 「ここでわれわれは価値形態の理解を妨げる全ての難点が出てくる原
 点に立っている。
 ①商品の価値と使用価値を区別することや、使用価値を作る労働を、
 人間労働の支出として単純に商品価値に算入されるかぎりでの労働か
 ら区別することは、比較的にやさしい。商品または労働をひとつの形
 態の下で考察することは、別の形態のもとで考察することではない
 し、逆も同じである。したがって、抽象的な対比は自ずから生じるの
 であって、簡単に見分けが付く。
 ②商品と商品との関係のなかでのみ現実に存在する価値形態について
 はそうはいかない。
 使用価値または商品身体はここでひとつの役割を演じる。
 それは商品価値の現象形態になり、したがって自分自身とは反対のも
 のになる。
 同じく使用価値に含まれる具体的な有用労働も自分自身とと正反対の
 ものになり、抽象的人間労働のたんなる実現形態になる。
 ③ここでは商品の対立する諸規定が別々のものになるのではなくて、
 相互に反射しあうのである。これは一見したかぎりでは奇妙に見える
 が、よく考えてみると必然的であることがわかる。
 ④もともと商品は二重になった物であって、使用価値と価値、有用労
 働の生産物と抽象的な労働凝結物からできている。
 だから商品は自分をまさに商品として表現するためには、その姿(
 形態)を二重にするのでなくてはならない。
 ⑤商品は使用価値の姿を生まれつきもっている。それが商品の実物形
 態である。
 他の商品とつきあうなかではじめて、商品は価値の姿(価値形態)を
 手に入れる。
 ⑥しかしその価値の姿はまたもや対象的な姿でなくてはならない。
 商品の唯一の対象的な姿は、それが使用される姿、つまり実物形態で
 ある。
 ところで、たとえばリネンという商品の実物形態は、価値形態とは正
 反対のもであるのだから、この商品は別の商品の実物形態を自分の価
 値形態にしなければならない。
 商品は直接に自分自身にむかって関係することができないことを、他
 の商品にむかってはできるし、それに直接関係することで、つまり回
 り道をして自分自身に関係するのである。」
 (今村訳『資本論 第一巻初版第一章 』P290~291)

「その商品〔亜麻布〕は自分の価値を自分自身の身体において、または
自分自身の使用価値において、表現することはできないのであるが、し
かし、直接的価値定在としての他の使用価値または商品体〔上衣〕に関
係することはできるのである。
その商品は、それ自身のなかに含まれている具体的な労働に対しては、
それを抽象的な人間労働の単なる実現形態として関係することはできな
いが、しかし、他の商品のなかに含まれている具体的な労働に対しては、
それを抽象的な人間労働の単なる実現形態として関係することはできる
のである。
 そうするためにその商品が必要とするのは、ただ、他の商品を自分の
等価物として等置する、ということだけである。
一商品〔上衣〕の使用価値は、ただ、それがこのような仕方で他の一商
品〔亜麻布〕の価値の現象形態として役立つかぎりにおいてのみ、この
他の商品のために存在するのである」(岩波文庫五二頁)。

 次のは杉本追加 林氏の紹介文ーー本文の継続です。
 「x量の商品A=y量の商品Bという単純な相対的価値表現において
 量的関係を考察するだけでも、前に述べられた相対価値の運動法則、
 すなわち商品の価値の大きさは その生産に必要な労働時間によって
 規定されるという事実に基づく法則もまた見いだされる。けれども二
 つの商品の価値関係を、その質的側面に即して考察すれば、その単純
 な価値表現のなかに価値形態の秘密が、したがって結局は貨幣の秘密
 が発見される。」(今村訳「資本論 第一巻初版第一章 P291)
 (註20「‥・経済学者たちが相対的価値形態の形態内容を見過ごした
 としてもほとんど驚くに当たらない。」(同上P291~300)

 価値表現の「回り道」としてマルクスが言っていることは、富塚の言
いはやしているような卑俗な問題では全くないのである。価値表現の問
題つまり商品の価値形態の問題とは、商品を生産する労働の特殊歴史的
な性格の問題であり、それが商品の一般的価値形態(貨幣形態)として
顕在化する(“物的な”形態を取って現われてくる)メカニズムにかか
わる問題なのである。いかにして一商品〔上衣〕の使用価値によって、
ある商品(亜麻布)の価値が表現されるのか、それが可能なのか、とい
う問題がまず存在するのだが、富塚は、この根本問題は棚上げして、最
も表面的な現象にとらわれているのである。

 マルクスの「回り道」の核心は、ある商品(亜麻布)が、他の商品
(上衣)を、価値として自らに等置し、そうすることで、上衣そのもの
を自分(亜麻布)の価値実体と同じ抽象的人間的労働の存在形態として、
価値形態として措定し、こうした媒介を経て、初めて自分の価値を上衣
によって、その自然形態によって表現する、ということである。

 商品の貨幣形態(価格形態)に見られる奇妙なこと――つまり、価値
という社会的実体が、上衣(貨幣)の自然形態つまり“使用価値”に
よって表現されるという――が、なぜ、いかにしてなされるかと言え
ば、それは前もって、上衣が亜麻布のよって価値形態として、その自然
形態がそのままで価値の存在形態として、つまり「価値体」として措定
されているからである。ここにこそ、いわゆる「回り道」ということの
根底がある。

 つまり、上衣を価値形態にする、こうした媒介行為こそが「回り道」
の中心的な概念として述べられているのであって、単にこうした媒介行
為の結果としての、上衣による亜麻布価値の表現ということではない。

 富塚は、亜麻布の価値が貨幣(上衣の発展形態)によって、貨幣のい
くばくかの量として「表現されている」のを見る(何円、等々の価格形
態で)、そしてこの事実(表象)を「回り道」の論理だと皮相に考えて
いるのだが、こんなことは、マルクスの理論を借りるまでもなく、ブル
ジョア経済学者(といっても、リカードなどの古典派経済学者のことで
あって、現代の経済学者たちのことではないのだが)のみながよく知っ
ていたことなのである。富塚はマルクスと同じようなことを盛んに言う
が、しかし彼が見ているのは基本的にこの現象であって、商品の価値表
現の(価値形態とその展開の)本質的なメカニズムではないのである。

◆「共同作業」も「逆転」も無概念に

 富塚はまた、マルクスと同様に「逆転」についても語っているが、し
かしこれもマルクスの言うこととは全く違ったことであるにすぎない。

 富塚にあっては、マルクスの価値形態論における「逆転」(第二形態
から第三形態への移行)とか、商品の一般的等価形態は、諸商品の「共
同作業」の結果であるとか、マルクスの論理と全く同じような文章がま
さに「散りばめられている」、まさにそれゆえに、人々は富塚理論に幻
惑され、富塚の主張が何かマルクス的なものであるかに思い違いする
が、実際に富塚が主張していることは、ここでもマルクスのそれとは
「似て非なるもの」である。

 「逆転」については、前回も検討したが、基本的に、「商品所有者」
の主観の問題として理解されている、とするなら、それは最初からマル
クスの言う「逆転」とは全く異なったものであろう。

 富塚は、亜麻布を、相対的価値形態に置いたままで(つまり価値関係
における「主体」の地位に据えたままで)、いわゆるマルクスの等式の
「逆転」を否定し、それがないままで、亜麻布の一般的等価に、つまり
貨幣に“でっちあげる”のだが、それはただ、すべての商品所有者がそ
れを欲し、希求するから、社会的に合意するから、だというのである。
現実的な価値関係を否定するなら、残るのはただ商品所有者の観念的な
関係だけである。商品所有者が貨幣を欲するから、貨幣は誕生するので
あって、それは商品の価値関係の必然的な形成物ではない。

 相対的価値形態の商品つまり亜麻布が、そのままで一般的等価になる
などは全く不可能であろう。だが、富塚はそれが可能だというのであ
る、否、そのように考えることこそが正しく、マルクスは間違っている
と断ずるのである。かくして、富塚のいう商品所有者の(マルクスとは
違って、商品の、ではない点にも注目されたいが)「共同作業」もわけ
の分からないものである。

 富塚はもちろん、マルクスに似せて、商品所有者の「共同作業」が貨
幣を生み出すというが、その内容は、単なる意思関係としての「共同作
業」でしかない(「主体」の逆転を否定するのだから、つまり実際的な
「共同作業」を否定するのだから、そうなるしかない)、つまり商品所
有者がみな貨幣を欲するから、そうしたブルジョア諸氏の「共同主観」
が生まれるから、貨幣が誕生するといったたぐいのものでしかない。

 かくして富塚にあっては、社会関係は人々の意思関係もしくは“ゾレ
ン”の関係(何々でなければならない)に還元されるのであり、マルク
ス主義は一つの観念的で荒唐無稽なドグマにすり替えられるのである。

 もう少し詳しく見ておくと、富塚は、まず相対的価値形態の商品所有
者を想定する(価値形態論において、商品所有者を前提する点で、すで
にマルクスと異なっている)、そしてその人間が、自らの商品を一般的
等価形態にしようと(したいと)「欲求」するが、すべての商品所有者
がそうしても、それは実際に可能になるわけではない(だから、マルク
スのいう「逆転」は、ただ商品所有者の主観としてのみあり得るにすぎ
ない)、それはまず何よりも解決不能の矛盾、「困難」として現われ
る、そのことを明らかにするのが価値形態論の課題である、そしてこの
「困難」の解決が「交換過程論」において可能になる、と言うのであ
る。

 しかしもちろん、「交換過程論」をもちだしたところで、彼の言う
「困難」が解決されるはずもないのであり、事実、富塚はその「解決」
を語ることはできない。彼はただすべての商品所有者が「欲求すること
と逆の関係を成立せしめるなら」、と言うだけであり、具体的に、それ
がいかにしてなされるかを明らかにしていない、否、なすことができな
いのである。

 しかし、彼は「価値形態論」で言えることは、商品所有者は自らの商
品を一般的等価形態にするという「欲求」を持つ、しかしそれは「価値
形態論」の枠内では矛盾してしまう、と言うのだから、「交換過程論」
における“解決”もまた商品所有者の「欲求」としてのみ、つまり主観
としてのみ解決されるのであり、それしかないのである。マルクスの言
うような“解決”は、現実的なものではなく、ただ商品所有者の「表
象」としてのみあり得るにすぎない、などと転倒したことを口ばしるの
である。

 富塚は、商品所有者の「共同作業」として、ある特定の商品を一般的
等価に、貨幣にするというのだが、その内容は、すべての商品所有者が
そうしようと思うから、そう「欲求する」から、と言うしかないのであ
る、つまり広松流の「共同主観」といった奇妙なものがすべてを解決し
てくれるのである。マルクスの「共同作業」は、商品所有者の主観の作
用に、つまり観念的な「共同作業」にすり替えられるのである。「共同
作業」という言葉だけはまねしているが、本質的に観念的作用として理
解されているのであり、マルクスの理論とは似て非なるものなのである。

 富塚の理屈は結局は、貨幣とは、商品流通の「困難」を解決するため
に、人々(当事者たち)が発明もしくは発見した都合のいい道具、手段
(だからこそブルジョア諸氏の「共同主観」が出てくる)といっ
た、“古典派経済学レベルの”俗流的な「貨幣論」であり、それを“マル
クス主義”の名で持ち出しているにすぎない、と結論することができ
る。

◆「直接的交換可能性」という空語

 富塚はまた、「直接的交換可能性」という言葉を愛用する。これもま
た、マルクスが商品の一般的等価形態(貨幣)について語った言葉では
あるが。

 富塚は、相対的価値形態の商品が、他のすべての諸商品――というよ
り、商品所有者――によって一般的等価にされる場合にのみ――いかにし
てかは、定かには分からないが――、亜麻布所有者は「同価値の、彼の
好むどの商品とでも交換できる」と主張するのである。

 要するに、亜麻布商品――これは相対的価値形態の商品なのだが――が
貨幣になるなら、その商品所有者は、どんな商品でも「買える」ではな
いか、そしてそうなれば、商品実現の「困難」はすべて解決されるでは
ないか、と言うのである。

 実際、すべての商品所有者が自分の商品を貨幣になし得るなら、彼は
どんな商品でも「買える」ことは確かだから、富塚の理論は完璧であ
り、誰一人として、彼の理論の絶対的な正しさを疑うことはできない、
というわけである。

 しかし、すべての商品所有者が、自分の商品を貨幣にするといったこ
とはどういうことなのか、そんなばかげたことが一体どこで生じ得るの
であろうか。「共同主観」など持ち出しても、この「困難」は決して解
決することはできないのである。

 そもそも、貨幣を「すべての商品を買える」道具として理解すること
自体が、全く俗流的で、卑俗であるということが、富塚には分かってい
ないのである。商品の一般的等価形態は、それがすべての商品と交換で
きるとか、「直接の交換可能性」を持つようになったとかいうことと
は、“いささか”違っているのである。それは貨幣の直接的な現象に目
を奪われた、ブルジョア的な見方――ブルジョアが普通に抱くありふれ
た俗見――にすぎない。

 貨幣は商品のもつ「交換可能性」が目に見えるようになった形態にす
ぎず、商品の本性の“具象化”であって、だからこそ、貨幣とは何であ
るかを“詳細に”分析した、マルクスの「価値形態論」が大きな意義を
持つのである。この限り、貨幣の「直接の交換可能性」といったものに
は、どんな神秘性も“絶対性”もないのである。ものごとを表面的にし
か見ない人々は、富塚の「直接的交換可能性」といったもっともらしい
言葉に、ころりとだまされてしまうようだが、この言葉は最初から“曲
者”であり、“まがいものくさい”のである。

 一体、「直接的交換可能性」を得る商品とは、どの商品であろうか、
相対的価値形態の商品か、等価形態の商品か。言うまでもなく、等価形
態の商品であって、相対的価値形態の商品ではないであろう。等価形態
の商品(マルクスの例では、上衣)はすでに単純な価値関係において
も、相対的価値形態の商品(亜麻布)に対して、「直接的交換可能性」
の形態を持っている、しかしそれはそうした《形態》を持っている――
正しくは、相対的価値形態の商品によって、「持たされた」――だけで
あって、価値関係の外で、上衣の自然的属性として備えているわけでは
ない。商品としては、亜麻布も上衣もともに価値として、一般的な「交
換可能性」を持っているのである、あるいはそうでなければ、両者は決
して商品ではない。

 だから、富塚の場合、「直接的交換可能性」(正しくは、その形態)
を持つようになるというのは、ただ等価形態に置かれた商品、つまり上
衣であり、価値関係の発展した形態では貨幣ということである。だが、
一般的等価の商品、貨幣が「直接の交換可能性」を持つのは当然であっ
て、それは貨幣が一般的等価形態であるということの結果にすぎない、
つまりある意味で、ごく当たり前のことにすぎない。

 富塚は、人が貨幣を持つなら、何でも買える、貨幣で買えないものは
ない、という卑俗なことを(堀江や村上のブルジョア的な観念を)、
もっともらしい“経済学的な”言い回しで、さも深遠な内容があるかに
言いはやすのであるが、これこそ彼らに特徴的な“もの言い”というも
のであろう(我々は宇野学派にも、こうした言い方をいくらでも見出す
ことができた)。

 しかし問題は貨幣ではなく、商品であり、その流通である。貨幣が登
場することによって、商品が「直接の交換可能性」を獲得したのかどう
か、である。もちろん、このことについて富塚は明言しない、というの
は、商品は貨幣が登場したからといって、そのことによって「交換可能
性」を持つようになる、といったものではないからである。ただ貨幣に
よる価値表現によって、商品は自ら価値として、他の一切の商品と交換
可能であるという性格を表示し、明らかにするのであり、かくして商品
流通を可能にするのであるが。しかしこのことは、商品の本性の中に存
在していたことであって、貨幣の登場によって商品に付与されたといっ
た性格ではない。

 だから、結局、富塚が「直接的交換可能性」という言葉によって言い
たいことは、貨幣についてのことであって、商品についてのことではな
い。このこと自体、驚くべきことであろう、というのは、マルクス
の“価値論”(もちろん、これは「価値形態論」も含むのだが)にとっ
ての根本問題は商品であり、またその流通、運動であって、貨幣ではな
いからである。商品があって貨幣があるのであって、貨幣があって商品
があるのではないということが、俗流的な(貨幣への幻惑にとらわれて
いる)富塚や宇野には決して理解できないのである(言葉としては引用
するが、本当に分かってはいない)。

 だが、富塚のは貨幣のみが目に入るのであり、それのみが――その
「購買力」や「有効需要」等々が――重要に思われるのだが、こうした
見解こそ、彼の階級的本性を、その寄生的本性を(マルサス主義もしく
はケインズ主義的立場を)暴露して余りある。

◆富塚理論の行き着く所

 富塚の問題意識は、次の文章に明らかである。

「小論は、昭和二四、五年頃におこなわれた価値形態論に関する宇野・
久留間論争の頃から、筆者が折にふれては思考を重ねてきた問題を、と
りまとめたものである。『経済原論』第一部の講義で、価値形態論の神
髄をできるだけ正確に伝えたいものと努めているうちに、おのずから、
かねて懐いていた疑問を表明せざるをえなくなり、私見を整理して発表
する必要を感じるにいたった。……価値形態論及び交換過程論を、それ
が難解だという理由で『形而上学的』だとして回避するならば、いわゆ
る『有効需要』の問題の把握も、不可欠の理論的基礎を欠くことにな
る」(二六五頁)。

 こんな講義を聞かされる学生も災難だが、こんな空っぽの“講義”を
して、何か意義あることをしていると思い込んでいる“左翼”インテリ
たちの頽廃、腐敗ぶりについて、我々は何と言うべきであろうか。『形
而上学』はマルクスの理論にあるのではなく、まさに空虚な“思弁”に
ふけっている、富塚の理論にこそあるのだ。実際、富塚のような空虚な
たわ言を、“マルクス主義”だとして振舞われるなら、どんな人でも、
そんなものにあいそをつかし、捨てて顧みなくなるのは一つの必然であ
ろう。

 実際、『価値形態論』や『交換過程論』を持ってきて、そこに「有効
需要」の問題の“回答”を求める富塚の感覚は異様である。このこと
は、富塚がマルクスのこれらの理論を、そしてマルクス主義の経済理論
一般を全く理解していないことを暴露しているばかりではない、彼がど
んな階級的、実践的立場にあるかをも決定的に明らかにしていると言う
べきであろう。宇野学派は、かつて「価値形態論」に価格現象の“回
答”を求めたが、富塚もまた宇野学派と五十歩百歩である。富塚はケイ
ンズ主義と同じ理論的立場に立つのであり、そしてこのいやらしい立場
をマルクス主義――どんな“マルクス主義”であることやら――によって
(『価値形態論』や『交換過程論』といった、全くピント外れの理論ま
で持ち出して)補強し、正当化しようと策動し、“暗躍”するのである
(もちろん、“学界”という極端に狭い、自己満足的な世界の中におい
て、でしかないが)。

(終わり)

『海つばめ』第1028号●2006年10月22日
 

テロリストから解放されたアレッポ

 投稿者:杉本  投稿日:2016年12月24日(土)23時47分21秒
返信・引用 編集済
   このシリア アレッポでの歴史的勝利について、twitterから一題
イランの報道から、三つの記事を紹介させて頂きます。


日本人が知らない世界情勢@クルド・シリア
https://twitter.com/newsfromworld15/status/811457968843685889

 テロリストから解放されたアレッポ
#Aleppo 東部ではシリア・アラブ軍 #SAA と共に戦ってくれたロシア、
ヒズボラに感謝を表明する垂れ幕が掲げられた。
なお反体制派はこれに激しく反発し陰謀論を展開している。
やつらはあくまでシリア国民に支持されていないことを認めない。



イランの  parstoday  からのシリア情勢についての報道

  1
parstoday     2016年12月23日17時34分
http://parstoday.com/ja/news/iran-i23293
シリア大統領、「アレッポの解放はテロと戦うすべての人の勝利」

シリアのアサド大統領が、「アレッポの解放は、テロと戦うすべての人、
特にイランとロシアの勝利だ」と語りました。

イルナー通信によりますと、アサド大統領は、22日木曜、シリアのダマスカスで、
イラン外務省のジャーベリーアンサーリー・アラブアフリカ担当次官とその随行団
と会談し、「アレッポでの勝利は、自分たちの利益のためにテロを利用する、シリ
ア国民の全ての敵の敗北である」と強調しました。

アサド大統領はまた、現在の戦争を終わらせるために適した状況を作り、シリア全
土でテロを弾圧するための根本的な歩みとして、アレッポの勝利の重要性を強調し
ました。

一方のジャーベリーアンサーリー次官もこの会談で、「イランとシリアの古くから
の戦略的な関係は、外国の陰謀から両国や地域諸国を守るものとなっている」と述
べました。
さらに、テロに対するシリア国民の抵抗を拡大するための可能性の確保と、シリア
との関係拡大に向けたイランの決意を強調しました。

アサド大統領とジャーベリーアンサーリー次官は、22日の会談で、地域や世界の最
新の情勢について話し合い、ジャーベリーアンサーリー次官は、アサド大統領に対
し、シリア国民に強要された戦争を終わらせるための、最新の外交的な努力につい
て語りました。

   2
parstoday    2016年12月21日20時04分
http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i23191
イラン、ロシア、トルコがシリア危機について共同声明を発表

イラン、ロシア、トルコの外務大臣が、共同声明の中で、3カ国のシリアへの支持を
表明しました。

IRIB通信によりますと、イランのザリーフ外相、ロシアのラブロフ外相、トルコの
チャブシオール外相は、20日火曜、モスクワで3者協議を行った後、共同声明を発
表し、複数の人種や宗派を持つ民主的なひとつの政府として、シリアの主権、独立、
領土保全を支持すると表明しました。

この声明ではさらに、3カ国は、シリア問題は軍事的な方法では解決できないと考
えており、安保理決議2254に則ってこの危機を解決するための国連の役割を重視
する、と強調されています。

また、ISISやヌスラ戦線との戦いや、反体制派の武装グループと、ISISやヌスラ戦
線を分けるための3カ国の共通の意志を強調すると共に、今後、シリアの政府と反
体制派の協議によって締結される合意書の実施の保障者として、3カ国が役割をは
たすための用意が表明されました。

この声明では、「イラン、ロシア、トルコは、民間人の自発的な避難と武装グルー
プの計画的な撤退につながったシリア東部・アレッポでの共通の努力を歓迎し、
このプロセスを安全な方法で間を空けずに続けていく」とされています。

また、「イラン、ロシア、トルコは、停戦の拡大の重要性、人道支援の円滑な配布、
シリア全土における民間人の自由な移動について合意している」と強調しました。

イランのザリーフ外務大臣は、21日水曜、「シリア問題の政治的な解決とシリア各
地への人道支援が、3カ国の共同声明のこの他の内容だった」と語りました。

ザリーフ外相、ラブロフ外相、チャブシオール外相は、さらに記者会見で、一部の
西側や地域諸国に対し、シリアのテロ組織への支援を早急に停止するよう求めまし
た。

ザリーフ外相はこの会見で、「テロは、短期的であっても政治目的の道具として利
用されるべきではない。テロは深刻な脅威であり、我々は皆、それと戦う必要があ
る」と強調しました。

ラブロフ外相は、「世界の全ての国は、国連安保理の決議に基づき、テロの根絶の
ために、いかなる協力も惜しんではならない」と語りました。

チャブシオール外相は、「シリア危機の政治的な解決と、シリア全土の停戦確立に
向け、努力を続けていく」と述べました。




   3
parstoday   2016年12月23日17時32分
http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i23290
シリア軍、アレッポを制圧
シリア北部のアレッポがテロリストの占領から解放されたことを受け、人々が街頭
に出て喜びをあらわにしました。

イルナー通信によりますと、22日木曜夜、テロリストの最後のグループが掃討され、
アレッポの完全制圧が宣言されたことを受け、市民は街頭に出て、歓喜の声を上げ
ました。

アレッポ西部の通りでは、祝砲が上がり、クラクションが鳴らされました。

シリア軍の総司令部は、22日夜、声明を発表し、アレッポの全域を制圧したことを
明らかにしました。

この声明では、「アレッポの治安回復は、テロ対策における重要な転換点であり、
戦略的な変化、テロリストとその支持者の計画への強い打撃となる勝利、成功だ」
とされています。


 

我が身かわいさから

 投稿者:岩手県元盲ろう者会員松岡幹夫  投稿日:2016年12月12日(月)06時41分11秒
返信・引用
    岩手はなりふり構わず差別、社会参加妨害だろうとはっきり強行して来た。通訳差別は2ヶ月越える。社会参加は妨害100年。 初めから言うと暴走だろうと看板団体を守ろうとして障害者の一人くらいほっとけとされたこと。県庁への抗議がかん口令にされたこと。それでも全国の友の会は全国大会や全国協会の行事などと関わっていて岩手が暴走しようと何をやろうと見無かった。聞かなかったとして付き合いを続けて行こうとしている。
 これでは大阪、栃木、福島、宮城に限らず全国の友の会もそうするのだろう。
 それが障害者が困っても仲間の内でないと言うことになる。
 全国に訴えてもどこも無視して知らん顔する理屈になるのか。10年もの差別、妨害も知ったことで無いと言うのか。岩手が看板団体を守るために暴走しようと障害者の一人くらいほっとけとされても仲間で無いと言う扱いしている。
 全国協会さえもまるで発言力が無い。通訳団体の暴走は止めるより目を覆うしか出来ないのか。暴走目こぼし権利とか強権発動権はあるのかは法務省と新聞社に問いています。暴走目こぼし権利とは無いと法務局で聞いています。強権発動権は知事と副知事にあるはずでも緊急事態のことで説明は来るはず。説明抜きで反対に口封じに誰とも関わらせずどこの団体も行かせない社会参加妨害のかん口令は10年続き暴走だと誰でも気が付くのに全国が見なかった振りをして沈黙している。これは口封じのためで副知事の暴走です。知事が差別号令はするはずが無い。
 全国大会を控えてなりふり構っていられず差別は露骨になった。 そして岩手の友の会と副知事の暴走は法務局と新聞社に調査願いました。暴走目こぼし権利も強健発動権もあったとしても説明抜きは暴走だとなる。
 全国の友の会は辞めた奴より今関わっていて暴走団体でも関係が優先すると言うのが10年無視して来た理由だとなる。
 それが同じ障害者が困っていても無視を繰り返した理屈とは。 これは全国協会が全く発言力が無いのかと言うことにもなります。障害者は支援すると言う看板は偽りではないか。
 当事者が全く無力では団結してもままならず通訳団体にリモコンされるままになります。同じ障害者のために結成したのなら我が身かわいさで関係ないと決め込んでいいのですか。全国の友の会と全国協会に10年で何十回訴えて全国協会だけがやっと返事したことになり他の支援団体は一つ残らず知らん顔している。何のためにあるのか。










 

我が身かわいさから

 投稿者:岩手県元盲ろう者会員松岡幹夫  投稿日:2016年12月11日(日)20時00分40秒
返信・引用
      岩手はなりふり構わず差別、社会参加妨害だろうとはっきり強行して来た。通訳差別は2ヶ月越える。社会参加は妨害100年。 初めから言うと暴走だろうと看板団体を守ろうとして障害者の一人くらいほっとけとされたこと。県庁への抗議がかん口令にされたこと。それでも全国の友の会は全国大会や全国協会の行事などと関わっていて岩手が暴走しようと何をやろうと見無かった。聞かなかったとして付き合いを続けて行こうとしている。
 これでは大阪、栃木、福島、宮城に限らず全国の友の会もそうするのだろう。
 それが障害者が困っても仲間の内でないと言うことになる。
 全国に訴えてもどこも無視して知らん顔する理屈になるのか。10年もの差別、妨害も知ったことで無いと言うのか。岩手が看板団体を守るために暴走しようと障害者の一人くらいほっとけとされても仲間で無いと言う扱いしている。
 全国協会さえもまるで発言力が無い。通訳団体の暴走は止めるより目を覆うしか出来ないのか。暴走目こぼし権利とか強権発動権はあるのかは法務省と新聞社に問いています。暴走目こぼし権利とは無いと法務局で聞いています。強権発動権は知事と副知事にあるはずでも緊急事態のことで説明は来るはず。説明抜きで反対に口封じに誰とも関わらせずどこの団体も行かせない社会参加妨害のかん口令は10年続き暴走だと誰でも気が付くのに全国が見なかった振りをして沈黙している。これは口封じのためで副知事の暴走です。知事が差別号令はするはずが無い。
 全国大会を控えてなりふり構っていられず差別は露骨になった。 そして岩手の友の会と副知事の暴走は法務局と新聞社に調査願いました。暴走目こぼし権利も強健発動権もあったとしても説明抜きは暴走だとなる。
 全国の友の会は辞めた奴より今関わっていて暴走団体でも関係が優先すると言うのが10年無視して来た理由だとなる。
 それが同じ障害者が困っていても無視を繰り返した理屈とは。 これは全国協会が全く発言力が無いのかと言うことにもなります。障害者は支援すると言う看板は偽りではないか。
 当事者が全く無力では団結してもままならず通訳団体にリモコンされるままになります。同じ障害者のために結成したのなら我が身かわいさで関係ないと決め込んでいいのですか。全国の友の会と全国協会に10年で何十回訴えて全国協会だけがやっと返事したことになり他の支援団体は一つ残らず知らん顔している。何のためにあるのか。



 

自衛隊を南スーダンに送るな!!

 投稿者:杉本  投稿日:2016年12月10日(土)12時04分59秒
返信・引用 編集済
    (これは素晴らしい 主張と思い転載させて頂きます。)

 安保法を語る(1)「自衛隊を南スーダンに送るな!! いのちを守れ!! 青森集会」での、
   自衛官の母親・平和子さん(北海道)のスピーチ 2016 10 30

http://sogakari.com/?p=2318
【拡散希望】安保法を語る(1)「自衛隊を南スーダンに送るな!! いのちを守れ!! 青森集会」での、自衛官の母親・平和子さんのスピーチ ぜひ、お読み下さい!各種共有ボタンで拡散を!→



 はじめまして、平和子と申します。
 本日は青森の皆様に自衛官の息子を持つ母親の思いをひと言お話させて頂きます。

 今回の安保法制の強行は勝手極まる安倍政権の横暴を現実化し、日本人の命、自衛官の命がまるで将棋の駒のような扱いとなっています。

 現在、南スーダンは表面上の報道は落ち着きを伝えていますが、南スーダンの指導者本人が「停戦合意は完全に崩壊している」と会見するなど、ひと時も安心できない状況に変わりは有りません。

千歳の部隊が行く前から、派遣条件の安全5原則は崩れており先遣隊から「撤収願い」が出されていると、千歳の市議会議員さんに伺いましたが、それも全く無視されまるで何事もなかったかのように、またここ青森の部隊を派遣させるなど、言語道断です。

 しかも今度はより実戦的な任務も付与、さらに医療チームも同行となり、もう完全な戦争状態そのものです。
アメリカ軍では兵士のみならず医療従事者もPTSDによる自殺者が多数出ていると聞きます。
また、何も決まっていないあやふやな立場の自衛官が現地の方を1人でも殺めてしまった場合や、捕虜とされた場合も、組織の命令に従っただけなのに、隊員個人に刑事罰が問われ、国際法の対象外扱いで相手の国の法律で処罰される可能性があるという、理不尽極まりない環境なのです。

 国会での安倍首相の国民全体を馬鹿にしたような発言や、稲田防衛大臣の視察キャンセル騒動から金銭疑惑と、大臣としての資質以前の人としての問題に、とてもこんな人たちに自衛官の命、大切な息子の命は預けられないという強い憤りでいっぱいです。

 日本の自衛隊は日本の国を守るため、毎日厳しい訓練に励みひとたび大災害が起これば一番先に駆けつけ救助にあたってくれる、言わば日本の宝物のような存在です。その宝物をわざわざ海外の危険な紛争地に送るなどという理由…それはアメリカに操られた安倍政権の戦争利権に他ならないと思います。
北朝鮮がミサイルを打つとまるで申し合わせたように日本の防衛予算が跳ね上がります。

 息子の立場を考え「生きていればまた会える」と軽い気持ちで一旦距離を取ることにしたのは今年の春の事です。
私は昔から平和運動に関わっていて、息子は一旦入った勤め先の都合で自衛隊に転職しました。当時お付き合いしていた今のお嫁さんのお父様が自衛隊のOBで「やっぱり公務員だぞ」と勧められたこともありました。
息子から何度となく「母さん、心配しないでいいよ。俺別に戦争マニアでもないし家族を養うために部隊に居るんだから…ホント俺クビになっちゃうからさー頼むから色々するのやめてね!」と言われていたのです。その時の親子の会話で「わかったわかった、もし私が派手にやりたくなったら、その時は本名も出さないしアンタとは無関係ってことにすればいいじゃない。でもさーそこだけが仕事じゃないんだよ、命あってのモノダネなんだからネ!」とやり合っていました。

 今、あの衆院補選からこのような状況になり゛これはマズい事になった…゛と4~5日考えた末に手紙で思いを伝える事にしました。
でもいざとなると胸に迫って手は震え、涙はこぼれるしでようやくの思いで便箋5~6枚に一週間がかりで「こんな母さんのところに生まれてくれてありがとう、これから母さんがする事を許して下さい。あなたにはくだらない戦争に巻き込まれて犬死になんかしてほしくない、あなたはあなたの所に来てくれた宝物家族を全力で守り抜き天寿を全うして、それが母さんの願いです」と書きました。
腹を決め頑張る日々ですが会えない今は、時折息子の小さかった頃の夢を見ると涙がこぼれます。

 私は息子1人が無事ならそれでいいとは思いません。
私はこのおかしな流れを1日でも早く終わらせ、笑顔でまたみんなに再会出来るようこれからも声を上げ続けて参ります。
青森の皆さんもおかしい事にはハッキリ「おかしい!」と一緒に声を上げませんか?
共に頑張りましょう。ありがとうございました。(拝)
~~~~~~~~~~

自衛隊を南スーダンに送るな!! いのちを守れ!! 青森集会より
自衛官の母親・平和子さん(北海道)のスピーチ(全文)

10月30日(日)午後1時30分~
主催:戦争法廃止を求める青森県民ネットワーク/戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会





 

通訳の必要性とは

 投稿者:元盲ろう者会員松岡幹夫  投稿日:2016年12月 3日(土)08時44分47秒
返信・引用
   聾唖運動の一つとして聾唖者の社会参加を促進するために手話通訳養成事業がある。社会参加を積極的にしたいと願う人たちは通訳を欲しがる。けれど大半の聾唖者は自分で動けてある程度社会的常識を知っていれば通訳は年間にほんの少ししか必要としない。大半の聾唖者は社会参加より仲間付き合いに比重を置いている。通訳が本当に必要なのは大きなイベントで大勢の聾唖者の相手をする時くらいになる。
 個人的通訳を年間2桁も頼むほど積極的なのは県聾唖協会の役員クラスだけでは無いか。これは他の障害者にも言える。
 通訳者と言わず介助者の手を煩わせるのは遠慮すると言う向きもある。福祉から見ると社会参加しているのはほんの僅かしか居ない。通訳・介助がいくら育っても当の相手がいなくては県聾唖協会役員特定個人の相手になってしまう。
 この点では重度の障害者だとどうしても通訳・介助者の協力なしにはどうにもなかないことが多い。仲間付き合いどころかかえって抑圧された環境にこもってしまう。つまり聾唖者も含めて重度になるほど本当に通訳・介助は欠かせなくなる。
 岩手の盲ろう者友の会とは障害当事者のための団体だが、どこも事務局ペースで聾唖協会の顔色見て決めるのか。
 県聾唖協会会長からの親を馬鹿と言う話に友の会事務局長から親を馬鹿と認めろと言われ拒否して退会した後は看板団体を守るためと辞めた理由はデマを流し口封じにどこの団体も行かせない誰一人関わらせない差別号令のかん口令は県庁副知事から出て10年も続いている。盲ろう者のための団体でなくなっている。全国大会は来年花巻であるが口封じのため差別、妨害して参加させようとしない。
 隣の宮城も岩手に気配りして通訳は貸さない。
  全国協会の賛助会員でも口封じに嫌がらせだらけになりかねなく全国協会も参加したければとしか言えず、こちらは10年耐ええて来たのです。自分達障碍者は自分だけでは出来ないことが多い。通訳は出来ることか多い。全国協会の事務局長一人になんとかと言うのでなく理事会に掛けて対策取るべきでないか。それを逆に一人で決めろと言う。あまりに無力すぎるではないか。
 通訳は更に団結して法律まで曲げる。障害当事者はリモコンすればいいと変わってしまう。実際に要約筆記の会は通訳依頼は2ヶ月前からでも知らん顔。盲ろう者友の会も同じく2ヶ月依頼の話を無視。それらを監督する情報センターもそれでいいとなりふり構わなくなった。全国協会はこれでもほっかすむりするのか。


 

(シリア)アレッポにおける危機とは?

 投稿者:杉本  投稿日:2016年10月23日(日)06時21分14秒
返信・引用
  アメリカ人のPaul Craig Robertsさんの言わんとすることは、次のことですね。
なんとも簡明な主張であり、シリア・中東をめぐる混迷が何なのか?見事に明らかにしている。
①(シリア)アレッポにおける危機とは、そのISIL傭兵がシリア軍とロシア空軍に敗北するというア
メリカ政府の危機だというのがその答えだ。
②我々はアメリカ大統領選挙戦のさなかにあるが、アメリカは一体なぜ民主的に選ばれ、シリア国民
が支持している政府を打倒すると固く決めているのかを誰も問うていない。

アメリカ人のPaul Craig Robertsさんとは?
「Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの
元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーター
ズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界
中の支持者が読んでいる。」
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-5564.html


マスコミに載らない海外記事
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-7410.html

本当の人道的危機はアレッポではない
Paul Craig Roberts
2016年10月16日

ワシントンで支配している悪が、シリア国民を虐殺するためにISIL傭兵を解き放った、シリア至る
ところでの人道的危機ではなく、“アレッポにおける人道的危機”のことばかり聞かされるのは、一
体なぜだろう?

アメリカと、そのサウジアラビア傀儡が、イエメンの女性や子どもを虐殺しているイエメンでの人道
的危機について、なぜ我々は何も聞いていないのだろう?

アメリカ政府が国を破壊して、代わりに混乱を残したリビアでの人道的危機について、なぜ我々は何
も聞いていないのだろう?

現在で13年続いているイラクにおける人道的危機や、今年で15年目のアフガニスタンにおける人道
的危機について、なぜ我々は何も聞いていないのだろう?

アレッポにおける危機とは、そのISIL傭兵がシリア軍とロシア空軍に敗北するというアメリカ政府
の危機だというのがその答えだ。

オバマと殺人女ヒラリー (“来た、見た、彼は死んだ”)が、シリアを破壊するために送り込んだ聖戦
士そのものが破壊されつつあるのだ。オバマ政権と欧米売女マスコミは、“人道的危機”という隠れ
蓑で包んで、聖戦士 連中を救おうとしているのだ

こういう偽善は、アメリカ政府の標準だ。もしオバマ政権が“人道的危機”に関心があったのなら、
オバマ政権は、シリアや、イラク、アフガニスタン、リビアやイエメンで、人道的危機を画策してい
なかったはずだ。

我々はアメリカ大統領選挙戦のさなかにあるが、アメリカは一体なぜ民主的に選ばれ、シリア国民
が支持している政府を打倒すると固く決めているのかを誰も問うていない。

一体なぜ、ホワイト・ハウスの阿呆に、売女マスコミが“穏健反政府派”として、偽って報じてい
る、アメリカが供給する聖戦士をけしかけて、シリア大統領を排除する権限があるのか、誰も問うて
いない。

もちろん、アメリカ政府は、この質問に対する納得のゆく答えを持ち合わせておらず、それが、こ
うした疑問が問われない理由なのだ。

この疑問に対する答えは、アメリカ政府の戦略は、イラン、そして更に、ロシア連邦のイスラム教
の各州、旧ソ連中央アジアや、中国のイスラム教の州を不安定化する 安定した政府を、聖戦主義の
混乱に置き換えるためのものということだ。

イラク、リビアとシリアには、安定した世俗主義の社会があり、イスラム教の宗派間紛争を防ぐべく
政府の強権が使われていた。これらの世俗主義政府を打倒すること、そしてアサド打倒のための現在
の取り組みによって、アメリカ政府は、テロという混沌を解き放ったのだ。

アメリカ政府が、侵略、爆撃と拷問によって現地に持ち込むまで、中東にテロは存在しなかった。

イギリス議会とロシア政府がオバマが計画していたシリア侵略を阻止すると、アメリカ政府がカダ
フィ打倒に利用した連中のような聖戦士が、シリアに現れた。

アメリカ政府はシリアを直接攻撃することを阻止されたので、アメリカ政府は傭兵を利用した。
アメリカ・マスコミのふりをしている売女連中は、アメリカ政府のために、プロパガンダ聖戦テロリ
ストは“アサド独裁”に対抗するシリアの民主的反政府派だと太鼓持ちをした。この見え透いたはな
はだしいウソは、余りに何度も繰り返されているため、真実とごっちゃになっている。

 シリアは、中東に紛争を持ち込むことに対するアメリカ政府の本来の正当化とは、全く無関係だ。
本来の正当化は、タリバンが、当時、腎不全で、パキスタンの病院で死にかけていた“首謀者”オサ
マ・ビン・ラディンを匿っているというウソを口実に、アフガニスタン侵略に利用された9/11だ。
オサマ・ビン・ラディンは、アフガニスタンで、対ソ連工作に利用されたCIAの手先だった。彼は
9/11実行犯ではなかった。そして、タリバンも、間違いなく、実行犯ではなかった。

ところが欧米売女マスコミは、ブッシュ政権のウソを隠蔽し、我々は
  “連中がアメリカ本土で我々を攻撃する前に、連中を外国で打ち破る”
必要があるという文句に国民はだまされたのだ。

 もちろん、イスラム教徒は、我々をアメリカ本土で攻撃しようとなどしていなかった。もしイスラ
ム教徒が脅威なのであれば、一体なぜ、アメリカ政府は、イスラム教徒に対するアメリカ政府の戦争
からの難民として、実に多数の人々を受け入れているのだろう?

 9/11は、中東で戦争を始めるためには必要だと連中が書いていた、
ネオコンにとっての“新たな真珠湾”だ。
ジョージ・W・ブッシュの最初の財務長官は、ブッシュ政権最初の閣議の話題はイラク侵略だったと
述べている。
これは、9/11以前のことだった。言い換えれば、アメリカ政府の中東における戦争は、9/11前に計
画されていたのだ。

 ネオコンはシオニストだ。中東を混乱に陥れることで、連中の二つの狙いを実現した。
連中は、イスラエルの拡張に反対する組織を排除し、ソ連崩壊が“必要欠くべからざる国”アメリカ
に遺産として残したと連中が信じている「一方的な権力行使」の邪魔になる、ロシア、イランや中国
などを不安定化するのに利用できる聖戦主義者を作り出したのだ。

 9/11首謀者とされるオサマ・ビン・ラディンは、アフガニスタンの洞窟で、対アメリカ・テロ戦
争を指揮していたわけではなく、死にかけていた。
タリバンは、欧米攻撃ではなく、アフガニスタンにおける支配確立に注力していたのだ。
結婚式、葬式や、子どものサッカー試合を吹き飛ばした後、アメリカ政府はイラクへと進んだ。

イラクには、アメリカに対して戦おうとする兆しは皆無だった。
国連兵器査察官たちは、イラクには、大量破壊兵器など存在しないと語ったが、アメリカ政府は耳を
傾けようとはしなかった。アメリカ・マスコミを構成する無節操な連中が、ブッシュ政権が、もし、
アメリカがイラクに侵略しないと、核のキノコ雲がアメリカの上に立ちのぼるというイメージを作り
出すのを手助けした。

 イラクは核兵器を保有しておらず、誰もがそれを知っていたが、事実などどうでもよいのだ。
ある狙い、明言されていない狙いが機能していたのだ。
政府があえて明らかにしようとしない、その狙いを推進すべく、政府は恐怖を利用した。“連中が、
アメリカで我々を殺す前に、我々は連中を、現地で殺害しなければならない。”

 そこで、安定した進歩的な国だったイラクは灰塵と化した。

 次はリビアだった。カダフィは、アメリカ政府のアフリカ軍には参加しようとはしていなかった。
しかも中国は東リビアで油田を開発していた。アメリカ政府は既に、地中海におけるロシアの存在に
悩まされており、中国にまで現れて欲しくはなかった。そこでカダフィは排除する必要があったのだ。

 次にアサドは、アメリカ政府が始めた反乱に対して、彼が化学兵器を使用したという、でっち上げ
の証拠ではめられた。アメリカ政府の見え透いたウソは誰も信じなかった。イギリス議会さえも。
密かな侵略に対する支持を見出せないので、サイコパス・キラリーは、アメリカ政府がリビアを破壊
するために使った聖戦士をアサド打倒のために派遣した。

 この時点まで、余りに純朴で、アメリカ政府を信じるほど騙されやすかったロシアは、アメリカ政
府が醸成している不安定状態が、自分たちに向けられていることを、とうとう理解したのだ。ロシア
政府は、シリアは、越えてはならない一線だと決め、シリア政府の要求に応えて、アメリカ政府が支
援する聖戦士と戦うべく、介入した。

 アメリカ政府は激怒し、今や、シリアへの露骨な侵略により、ニュルンベルク基準に対する更なる
犯罪的違反をすると脅している。そのような無分別な措置は、アメリカ政府を、ロシアとの、またそ
の延長で、中国とも、軍事紛争に向かわせることになる。ヨーロッパは、アメリカ政府が、そのよう
な危険な紛争を始めるのを可能にする前に、ロシア外務省の外交政策と国防会議のメンバーであるセ
ルゲイ・カラガノフの警告に配慮した方が良い。

“ロシアは、二度と自国領土で戦うつもりはない。
もしNATOが、わが国のような核大国に対する侵略を始めたら、NATOは懲らしめられることにな
る。”

 アメリカ合州国政府が、ひどく錯乱していることに、地球上の全員が怯えるべきなのだ。
キラリー-ヒラリーロシアとの紛争を断固推進するつもりなのだ。それにはお構いなしに、オバマ、
売女マスコミ、民主党、共和党支配層は、ロシアとの紛争を最大化するであろう人物を大統領執務室
に送り込むべく、彼らの力でできるあらゆることをしている。

 地球上の生命が、酷く錯乱した連中の手中にある。これこそ本当の人道的危機だ。

注記: ペンタゴン国防情報局長官のマイケル・フリン中将は、インタビューで、ISIS創設は“アメリ
カ政府の故意の判断”だと述べた。例えば下記を参照。
https://www.rt.com/usa/312050-dia-flynn-islamic-state/ Also: http://russia-insider.com/en/secret-pentagon-report-reveals-us-created-isis-tool-overthrow-syrias-president-assad/ri7364

DIAは、ISISが、イラクとシリアの一部におけるサラフィー主義国を生む結果になると警告した。
http://www.judicialwatch.org/wp-content/uploads/2015/05/Pg.-291-Pgs.-287-293-JW-v-DOD-and-State-14-812-DOD-Release-2015-04-10-final-version11.pdf
ネオコン・オバマ政権は、ISISをシリアに対して利用すべき戦略的資産と見なしているので、この
警告は無視された。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2016/10/16/the-real-humanitarian-crisis-is-not-aleppo-paul-craig-roberts/
 

シリアでよろよろと世界大戦に向かうアメリカとトルコ

 投稿者:杉本  投稿日:2016年10月 5日(水)15時00分53秒
返信・引用
  (崩れつつある大国アメリカと、オスマン帝国の記憶を維持しようとする大国トルコーー
を如何に眠りにつかせてあげるのか‥・クルディスタン労働者党・全世界の労働者の課題
が、今ここに問われている。ここにその課題が次のニ論文に示されています。)


マスコミに載らない海外記事

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-f09a.html
2016年9月27日 (火)

シリアでよろよろと世界大戦に向かうアメリカとトルコ
Finian CUNNINGHAM
2016年9月24日
Strategic Culture Foundation

今週、国連総会で、世界の人々を前に、ほぼ一時間、うんざりするほどのウソをことこまかに述べた
アメリカのバラク・オバマ大統領のうさんくさい、みごとな演技に続いたのは、人類の知性を侮辱し
たトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領だった。

無数の国々に対するアメリカの戦争犯罪は高潔な遺産だと主張して、現実をあべこべにした、アメリ
カのお仲間同様、エルドアンも似たような魅了する手品を演じた。国連での演説で、トルコ大統領
は、トルコ軍は、先月シリアに侵略することで、中東地域に平和をもたらしたと述べたのだ。


アドルフ・ ヒトラーが、当時の国際連盟に、ヨーロッパに平和を回復するため、ドイツはポーラン
ドに侵略したと宣言するのを想像できるだろうか? ニューヨーク市における、威厳ある国際フォー
ラムで、二人とも、主権国家シリアに対する侵略という最悪の戦争犯罪の責任を負っているのに、
エルドアンとオバマが、一体どうして、これほど礼儀正しい注目を受けるのかを考えると、びっくり
仰天するではないか?

両国が8月24日に、地上軍の支援に戦車と戦闘機を繰り出し、ユーフラテス川の盾作戦を開始して以
来、トルコとアメリカ軍は、北シリアで100km幅の土地を占領している。

シリアもロシアも突然の侵攻に対する懸念を表明しており、ダマスカスは、これはシリアの主権と領
土的一体性の侵害だと非難している。アメリカ戦闘機は、シリアの主権を、ほぼ二年間侵害している
のだ。トルコとアメリカが、最新の作戦は、ISISテロ・ネットワークと戦うのが狙いだと主張して
も、正当性が与えられることにはならない。

アメリカとトルコがシリア領に対する突然の侵攻を開始して四週間後、アンカラは、占領を拡張しつ
つあると語っている。

今週始め、エルドアンは、トルコ軍はシリアを更に南に進撃し、総計5,000平方km -既に支配下に
ある地域の約五倍を占領する予定だと述べた。オーウェル風の用語で、トルコ-アメリカ軍は、併合
した領土を“安全地帯”と呼んでいる。正確には、一体誰にとって、そこが“安全”になっているのか
というのは、まだ明らかではない。

 ニューヨーク滞在中、トルコ大統領は、
彼の言いぐさによれば“シリア国内のダーイシュ[ISIS]を壊滅する”ため、アンカラとの軍事協力
を、アメリカが強化するよう強く促した。
占領した北部シリア領に“飛行禁止空域”を設定するという長年のトルコの狙いに、もっと本格的に
加わるよう、エルドアンは、アメリカ政府をせきたてている。

エルドアンは、クリントン大統領には、軍事的関与のエスカレーション、特に飛行禁止空域の実施に
一層熱心であるよう期待していることもほのめかした。既にヒラリー・クリントンは、シリアとロシ
アに対し、より敵対的姿勢をとり、バッシャール・アル・アサド大統領を打倒するため軍事展開をす
るつもりだとまで述べている。

エルドアンが、シリア国内の“ダーイシュを片づける”ためのより大規模な軍事介入を、アメリカ政
府にだけ呼びかけているのは注目に値する。確かに、もしトルコが、言明している目標に本気なので
あれば、昨年、シリア政府から介入を要請された後、ロシアはテロ集団に対する最も効果的な軍事
大国であることを証明したことを考えれば、トルコは、ロシアもも参加するよう懇願するはずだ。

シリアにおける“対テロ”任務なるもので、エルドアンがアメリカとだけ組みたがっていることが、
隠された狙いを示唆している。狙いは対シリア戦争そのものに他ならない。

“テロと戦う”という口実の利用は、トルコとアメリカ軍部隊が、シリア国内で違法に作戦活動をし
ている事実に対する笑わせる隠れ蓑だ。北シリアの都市アレッポに対する両国の存在を拡大するに
つれ、明らかになっているのは、このNATO加盟二国が徹底的なシリア侵略を行っていることだ。

ワシントンとアンカラが、公に戦っていると主張しているISISや、他のあらゆるテロ集団のことな
ど忘れよう。昨年、トルコ・マスコミは、エルドアン政権による、シリア国内の武装反抗勢力への、
違法な越境兵器供給を暴露した。悪名高い“穴だらけの”トルコ国境が穴だらけなのは、それが、ア
メリカ政府や、他のNATO加盟諸国、イギリスやフランスや、ワッハブ派の、テロに資金を供給して
いるサウジアラビア政権とぐるになった、アンカラのシリアに対する闇の戦争の一環だからだ。

ロシアの軍事監視撮影画像も、戦争でのエルドアンの不当な金儲けを、ロシア航空軍部隊が壊滅す
るまで、石油密輸工作を行う上で、トルコ当局がテロ集団と結託していたことを証明している。

トルコ軍が、最近のシリア領への攻勢で協力しているいわゆる自由シリア軍(FSA)戦士も、同様に、
より悪名高いISISや、ヌスラ戦線の過激派連中などの恐ろしいテロ犯罪と結託している。FSAテ
ロ・ギャングを、欧米マスコミは、“十分に吟味された反政府派”の類だとして、好ましくない部分
を削除して報じる。ところが例えば、2014年3月の昔、ラタキア州ケサブにおける虐殺に、アルカイ
ダの喉頸掻き切り屋やトルコ軍とともに、連中も関与していたのだ。

トルコが現在、FSA戦士と協力して、国境地域の“テロリスト”を“一掃する”というのは、ばかばか
しいほどの迷妄だ。

より考えられるのは、エルドアンのアンカラ政権が、ロシア、イランとヒズボラに支援されているシ
リア軍の手によって、シリアに対するアメリカが率いる“政権転覆”策謀が、敗北に直面していると
感じたということだ。アレッポの戦いは、政権転覆のための闇の戦争をしかける目的で、2011年3月
にシリアに対して放たれた、外国が支援するテロ集団代理軍にとっての最後の抵抗だ。

主として、一年前の今月のロシアによる介入によって、シリアに対するアメリカが率いる犯罪的陰謀
は失敗しつつある。12カ月で、戦争の流れは、外国が支援する反政府武装勢力が不利となり、シリ
ア勝利が有利へと変わった。

政権転覆共謀者連中にとって不快な予測を考えると、トルコとアメリカは、直接的軍事介入を強化す
る準備をしているように見える。要するに両国はシリアに対する本格的な戦争へと動いているのだ。

エルドアンは、自国における7月中旬のクーデター未遂を、アメリカ政府に対する更なるテコとして
利用しているように見える。アメリカが、クーデターの企みを支援する上で、何らかのかたちで関与
していた(たぶん誇張されている)というトルコによる非難に動揺したワシントンは、シリアを巡る
エルドアンの要求を受け入れるのに熱心に見える。

ロシア外務大臣セルゲイ・ラブロフと交渉をしながら、今週、国連で、ジョン・ケリー国務長官は、
破壊された停戦を復活させるための条件として、アレッポ周辺への飛行禁止空域設定を要求して、エ
ルドアンのセリフを言った。

 エルドアンのトルコは、アメリカ率いるテロ・スポンサー国家ギャング連中の中でも、ずっと最
も好戦的な主人公でありつづけている。クーデター未遂後、エルドアンは、南の隣国に対する秘密
の戦争の狙いを放棄したかのように見えた。
トルコ大統領は、シリアの主要同盟国ロシアとイランに対し、お色気攻勢をかけた。
彼はそれまでのアサドに対する好戦的な政権転覆要求を口にすることさえしなかった。
だが向きの融和的な態度は、長続きしなかった。あれはエルドアンがトルコ軍戦車に、シリア国境
を越えるよう命令する際、ロシアとイランの不意をつくための偽装だったのかも知れない。そのよ
うに見える。

言辞的な煙や鏡が収まるにつれ、明らかとなるのは、トルコとアメリカが、シリアと公然と戦争して
いるということだ。
これで、先週末の、アメリカ戦闘機によるデリゾールにおけるシリア軍部隊虐殺の辻褄があう。
あれは“事故”だというアメリカの主張は、アメリカの他の“テロとの戦い”に対する薄弱な主張同様
にばかげている。

もしこの分析が正しければ、驚くべき結論は、ロシアとアメリカがお互いに対抗する世界大戦が進行
中だということだ。

素直になるなら、アメリカ政府がその責任を負っている戦争が、長期間、ずっとやってきつつあるこ
とを認めなければなるまい。

記事原文のurl
http://www.strategic-culture.org/news/2016/09/24/us-turkey-lurch-world-war-syria.html





http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-3ce2.html
2016年8月30日 (火)
ロシアと、そして、アサドとのトルコの新たな関係
Eric ZUESSE
2016年8月26日
Strategic Culture Foundation

7月15日の、アメリカが支援する(あるいは、トルコ政府がそう主張している) クーデター未遂は、
トルコのタイイップ エルドアン大統領を打倒しようとしていたが、エルドアン大統領は、アメリカ
政権も同様に、打倒したがっている、シリアのバッシャール・アル・アサド大統領を打倒しようとし
ていた。

ところが、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、切迫したクーデターの数時間前に、彼に連絡
し、彼が、企みを乗り越え、作戦を粉砕する計画を立て、準備するのを可能にして、エルドアンの大
統領の座、そして、おそらくエルドアンの命も救ったのだ。

ロシア諜報機関が、プーチンに、クーデターが起きるという諜報情報を伝えなければ、彼がクーデ
ター計画について事前に知ることはなかったろう。この諜報情報には、情報源が誰かに関する情報も
あった可能性がある。もしプーチンが、その件に関する諜報情報を得ていれば、どうやら彼は、クー
デターの前に、それをエルドアンと共有したのだ。

素早くも、7月16日、エルドアンは、クーデターの源は、1999年に、本人と数十億ドルのイスラム教
組織本部を、アメリカ合州国ペンシルヴェニア州に移した、彼の長年の敵(しかし、かつては政治的
支持者だった)フェトフッラー・ギュレンだと発表した。エルドアンは、トルコで裁判を受けさせる
べく、ギュレン引き渡しを要求するつもりだと語った。ところが、アメリカ 国務省は“正式な引き渡
し要求”をまだ受け取っていないという。

8月4日、
“トルコのベキル・ボズダー法務大臣は、アンカラは、二度目の引き渡し要求を提出した”
が、アメリカ‘司法’省は“いまだに、書類が正式な引き渡し要求と見なせるかどうか評価しようとし
ている”と述べた。

‘司法’省は、本文章を書いている16日後の時点でも、まだ評価をしようとしている。

 一方、8月9日、エルドアンは、モスクワに飛び、彼の命ではないにせよ、大統領の地位を救った
人物、プーチンと個別に会談した。
たぶん、エルドアンは、この事件に関する、ロシアのあらゆる諜報情報を見たかったのだ。
会談後、彼は、おそらく、トルコのものも、ロシアのものも、全ての諜報機関をみたのだ。

エルドアンは、アメリカに、ギュレンを引き渡すよう要求し続けている。トルコ、ロシア双方のあら
ゆる諜報情報を見た後、ギュレンが背後にいたことを確信し続けているのは明らかだ。

 プーチンは、アメリカ-サウジアラビア-カタール-トルコ同盟が、シリアに対して要求しているこ
とは、断固阻止すると決めている。
シリア国内でおこなわれる、いかなる選挙前の、シリアのバッシャール・アル・アサド大統領追放
だ。
プーチンが繰り返し要求しているのは、そうではなく、シリア国民自身のみが、自由で公正な国際的
に監視された選挙で、アサドの任期をどうするか、いつまでにするか決めることができ、ロシアは、
次のシリア大統領を一体誰にするか、シリア人有権者が決めたものを受け入れるということだ。

潘基文国連事務総長は、少なくとも二度、プーチンの立場を支持し、現シリア大統領の強制追放に合
法性はないと、公式に述べている。

8月20日、土曜日、APは
“トルコ: アサドは、シリアにおける移行の一部たりうる”という見出しで、
“トルコのビナリ・ユルドゥルム首相が、土曜日、トルコは、移行期間中、シリア大統領バッシャー
ル・アサドの役割を受け入れる用意があると述べながら、シリアの将来に、彼の居場所はないと主張
した'…
‘シリアは、長期間、アサドを擁していられるだろうか? とんでもない… アサドが(国民を)まとめ
られる人物とは思われないことをアメリカ合州国は知っているし、ロシアも知っている’”。

 もちろんロシアは、そんなことは“知らず”(しかも実際、50%以上のシリア国民が 欧米企業の世
論調査でさえも、アサドがシリア大統領でいて欲しいと考えており、80%以上が聖戦士支援のかど
で、アメリカを非難している)が、ロシアがそれを“知っている”というトルコ発言は、

(エルドアン政権が、アサドは悪だと思い込むよう洗脳してきた)トルコ国民が、
アサドの同盟者ロシアが、実際は、トルコの敵ではなく、友人であるという考え方に慣れるのを助成
するだろう。

そしてこれは、特に、もし彼が例えば、トルコをNATO同盟から脱退させ、ロシアの外交政策と提携
するのを狙っているのであれば、エルドアンが更に先に進む助けになる。

今、ここで行われているのは、シリアにおける次の大統領選挙の条件設定だ。

アメリカ政府と同盟諸国(NATO加盟国トルコも含めるのが常だった)は、シリア‘民主革命’(アメリカ、
サウジアラビア、カタール、クウェートと、UAEに雇われ、武器を与えられている原理主義-スンナ
派聖戦士による外部からの侵略)が成功し、シリアに、原理主義-スンナ派指導者を据えることを要求
しており、その人物が、そこで、たぶん選挙を行い、それで、たぶん、スンナ派イスラム法を押しつ
けるのではなく、‘民主的’になるだろうというのだ。

しかしアサドとロシアは、選挙前のそのような追放はあってはならないと要求している。そして、
今やトルコが、これを受け入れることができると述べたのだ。これはトルコの国際関係上の大変化
だ。

シリア国民が、アサドを大統領として再選するなど“とんでもない”という、トルコの持続的な要求を、
一体どれほど真面目に受け取るべきだろう? もしアサドが、その選挙で勝利すれば、容易に押し流
されるようなものは、割り引いて受け止めるべきなのだ。

言い換えれば、8月20日に、トルコは、少なくともシリア問題に関する限り、もはや、アメリカの同
盟者ではないことを発表したのだ。

国際関係に、地震が発生したのだ。

記事原文のurl:http://www.strategic-culture.org/news/2016/08/26/turkey-new-relationship-with-russia-assad.html
 

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